KDDIが、昨年4月から展開している「iida」ブランドの新製品として、新たに上品さと遊び心を持った端末「lotta」を発表した。発売日は2月中旬を予定。発売に先駆けて1月29日からは、東京・原宿の「KDDIデザイニングスタジオ」で展示が行われる。　

「lotta」は“運命・めぐり合わせ”を意味する「lot」から名付けられた端末。美しい形と色、心地よい手触り、さりげない遊び心にこだわった「iida」のベーシックモデルとなっている。

その形状は少し台形がかっており、マットな手触りとツヤのある質感が特徴。表面には大きく刻印された3つの数字があしらわれ、ホワイト、イエロー、グリーンのカラーバリエーションそれぞれの色に、それぞれの数字が割り振られている。

GUIも「スッキリ、くっきり、見やすい」にこだわって開発。また、時計とともに表示される数列はカウンターになっており、「lotta」を操作するたびに数字がカウントされるという遊び心もこだわりのポイントだ。デザインは「iida」ブランドの第1弾「G9」の岩崎一郎氏が手がけている。

スペックは2.8インチ液晶、197万画素カメラ、GPS、microSD/microSDHCカードスロット、おサイフケータイ、赤外線通信、au Smart Sports Run&Walk対応など。

「iida」の名称は「innovation」「imagination」「design」「art」の頭文字を取ったもの。ケータイに求められる要素がスペックからデザインへと変化していく中で、外部デザイナーとのコラボにより、“ユーザーの暮らしをデザイン”する端末を提供していくことを目的に立ち上げられた。