「幸せな気分になった」「2人の幸せそうな表情にほっこり」――。見ているだけでそんな暖かい気持ちにさせてくれると、話題を呼んでいるPVがある(//www.youtube.com/watch?v=BxUU6oj_znw)。出演しているのはバラエティ番組などでもおなじみのプロレスラー・佐々木健介と北斗晶夫妻。いったいどのようなPVなのだろうか。
このPVはシンガー&ラッパーとして活動する369(ミロク)が歌う、連続ドラマ「853〜刑事・加茂伸之介」(主演:寺脇康文/テレビ朝日系)の主題歌「バラード」。同曲はカップルのどこにでもあるような、平凡な中に感じる愛情を歌ったラブソングだが、PVを作る際に369が曲のイメージにピッタリのカップルとして注目したのが佐々木健介と北斗晶夫妻だった。北斗晶のブログにつづられた暖かい家庭のやり取りが、曲で描かれるカップルの姿に重なり、オファーを出すことにしたという。
当初、夫妻は出演するか悩んだものの、曲を良いと思ったことに加え、夫妻もまた自分たちのことを歌っているかのように感じたこと、そして今年が結婚15周年の節目ということもあり、思い出作りの意味合いも込めて出演を決断した。
夫妻が手を繋ぎ、笑顔で寄り添うシーンから始まるPVは終始にこやかな良いムード。ラストには、撮影現場で本当にサプライズとして贈られた佐々木健介から北斗晶へのラブレターが映し出され、キスシーンも披露している。全体を通して、夫妻の幸せオーラに包まれた内容だ。
このPVへの出演を北斗晶が公式ブログの1月21日付けエントリー「夫婦のバラード」で報告すると、読者からのコメントが殺到。普段、各エントリーに寄せられるコメントは100〜200件程度だが、このエントリーには700件以上のコメントが寄せられていることからも、反響の大きさがうかがえる。そして、そのほとんどが「笑顔が最高でした!」「PVで泣いたの初めてです」「感動しました」「ラブラブで羨ましいです」といったものだ。
実際、反響はコメント数だけでなく、着うたのダウンロード数にも現れている。「夫婦のバラード」のエントリーが更新された21日には、レコチョクの着うたデイリーチャートでICONIQ、mihimaru GT、中島美嘉に次ぐ4位にランクイン。前日の20日は圏外で、急激にランキングを上昇したことからも、多くの人が注目しているのは間違いない。
ちなみに。PVの中で映し出されたラブレターは全文を確認できないため、北斗晶のブログには「手紙の内容が気になる」とのコメントも多く寄せられている。今回、ナリナリドットコムはこのラブレターの中身を独占入手。妻への溢れんばかりの愛情が込められた“本当のラブレター”をぜひご覧いただきたい。
☆佐々木健介から北斗晶へのラブレター
チャコちゃん(ハート)
同じプロレス界にいても、多分まったくお互いを知らずに結婚したよね。
あれから…もう今年で15年。
最初のデートで渋谷に行き、手をつないで歩いたのを思い出すよ。
結婚して3年が過ぎ、健之介を妊娠してからは…
「本当の家族になったんだ〜」と思ったよ。
そして今は誠之介もいる。
おれはこの幸せを大事にしたい。
俺とチャコが爺さんばあさんになって縁側でお茶を飲むのが俺の夢だよ。
長生きして孫の顔でも見ようよ。
何年経っても愛してるよ。
プロポーズの言葉はずっと心の中にある。
何度生まれ変わっても 一緒になろう
佐々木健介
☆369(ミロク)とは
1994年から神奈川県を中心に活動をスタートさせ、ケツメイシのシングル「手紙 過去〜」へのゲストMC参加などを経て、2007年にスピードスターレコーズからデビューしたシンガー&ラッパー。2ndシングル「帰り道」のリミックス企画がiTunes Storeのダンスチャートでベスト10入りを果たしたほか、ケツメイシRYO、アルファTSUBOI、矢井田瞳が参加したコラボ曲「キャンプファイヤ」が着うた初登場1位を記録するなど、着々と活動の幅を広げながら人気を高めている。昨年12月には加賀美セイラとのデュエット曲「I LOVE YOU」を発表し、1月14日スタートの連続ドラマ「853〜刑事・加茂伸之介」主題歌に抜擢された。