厳しい船出の「エンゼルバンク」、長谷川京子の復帰作PRも効果なく。

2010/01/16 03:31 Written by Narinari.com編集部

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1月14日にスタートしたテレビ朝日系ドラマ「エンゼルバンク〜転職代理人」の初回視聴率が7.5%(ビデオリサーチ調べ)と、厳しい船出となったことが明らかになった。同作は出産のため休業していた長谷川京子が約1年ぶりにドラマ復帰した作品として注目され、スポーツ各紙などでも大きく取り上げられていたが、視聴率にはあまりPR効果が現れなかったようだ。

「エンゼルバンク」は三田紀房の人気マンガ「エンゼルバンク〜ドラゴン桜外伝」が原作。2005年にTBS系でドラマ化もされた「ドラゴン桜」のヒロイン・井野真々子を主人公に据え、高校教師を辞めて新人転職アドバイザーに転職した井野真々子役を、「ドラゴン桜」と同様に長谷川京子が演じている。

初回7.5%という数字は連続ドラマの視聴率としてはかなり低い部類。ただ、14日は毎週の裏番組「とんねるずのみなさんのおかげでした 」(フジテレビ系)に加え、「ぐるナイ 激変ゴチ新メンバーは最年少だ披露スペシャル」(日本テレビ系)と「関口宏の東京フレンドパークIIスペシャル」(TBS系)の2つの特番が放送されていたという不運も重なったため……と見ることもできる。

ちなみに、7.5%は過去5年間にテレビ朝日の木曜21時枠で放送された作品では最低の初回視聴率。不名誉な記録を作ってしまった「エンゼルバンク」だが、果たして7.5%は強力な裏番組の影響だったのか、それとも作品自体に視聴者が魅力を感じなかったのか。第2話以降の視聴率でその答えが見えて来そうだ。

☆テレビ朝日木曜21時枠の初回視聴率(過去5年間)
05年冬「富豪刑事」(第1シリーズ)16.2%
05年春「アタックNo.1」15.7%
05年夏「菊次郎とさき」(第2シリーズ)16.1%
05年秋「熟年離婚」18.7%
06年冬「けものみち」16.4%
06年春「7人の女弁護士」(第1シリーズ)14.6%
06年夏「下北サンデーズ」11.4%
06年秋「だめんず・うぉ〜か〜」10.3%
07年冬「エラいところに嫁いでしまった!」16.1%
07年春「ホテリアー」11.1%
07年夏「菊次郎とさき」(第3シリーズ)10.9%
07年秋「おいしいごはん 鎌倉・春日井米店」13.0%
08年冬「交渉人」(第1シリーズ)16.7%
08年春「7人の女弁護士」(第2シリーズ)10.1%
08年夏「四つの嘘」11.8%
08年秋「小児救命」9.6%
09年冬「特命係長 只野仁」(4thシーズン)11.9%
09年春「夜光の階段」12.5%
09年夏「ダンディ・ダディ?」9.3%
09年秋「交渉人」(第2シリーズ)15.0%
10年冬「エンゼルバンク」7.5%

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