善意の除雪も「酒酔い」で逮捕、混雑する交差点に除雪機持ち出し足止め。

2010/01/13 15:44 Written by Narinari.com編集部

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きっと本人としては親切のつもりだったのでしょう。カナダのオンタリオ州、トロントから約80キロほど離れたバリーという町に住む男性の話です。

カナダ紙トロント・スターによると、ある日の夕方5時半ごろ、車の多い交差点に降り積もった雪を見て、ちょっとした人助けをしたくなった41歳の男性は、「ドライバーのために除雪してあげよう」と思い立ちました。除雪機を持ち出し、意気揚々と雪かきを始めたのです。

しかし、タイミングがあまり良くありませんでした。夕方は帰宅途中の車で道が混雑する時間帯。男性が除雪を始めた交差点も例外ではありません。道の真ん中で雪煙を舞い上げいたため、ドライバーは足止め状態に。すぐに警察が呼ばれ、除雪を中止させました。

「もう少し周りの状況を考えて……」との疑問も浮かぶところですが、実はこの男性、飲酒状態だったことが判明。その場で「公の場でアルコール(又は薬物など)の影響下にいた」との違法行為で逮捕されました。しかし、警察からは酔いがさめた時点で釈放されたそうです。

ちなみに、除雪に使用していた除雪機は手押しのタイプ。そのため、「飲酒運転」の罪にはならずに済んだそうです。

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