仕事後の女性の見た目年齢は「5歳」増し? 疲れ目は見た目にも悪影響。

2010/01/13 15:00 Written by Narinari.com編集部

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実年齢に対して、“見た目”の年齢がどのように受け取られているかは誰しも気になるところ。特に女性は年齢を重ねれば重ねるほど、「老けて見られたくない」という気持ちが強くなっている人も多いのではないだろうか。そうした年齢と“見た目”についてを研究するべく、ジョンソン・エンド・ジョンソンは「ミタメネンレイLab」を発足させ、最初の取り組みとして「瞳ケア」や「ミタメネンレイ」をテーマにしたアンケート調査を実施した。

この調査は全国の20〜30代会社員の男女612人(男性102人、女性510人)を対象に行ったもの。まず、男性に対し「就業後、女性の顔をみて、疲れているなぁと思ったことはあるか」をたずねたところ、トップは「ある」(46.1%)となり、「たまにある」(35.3%)と「よくある」(11.8%)を合わせた93.2%が、仕事が終わったあとの女性を見て「顔が疲れている」と感じているようだ。

そこで「朝の女性の顔と、夜の女性の疲れた顔では何歳ぐらい違う(老けて見える)と思うか」を男性にたずねたところ、36.3%が「5歳」と回答。同様の質問を女性にぶつけたところ、トップは「1〜2歳」(30.2%)で、男女の意識の間には大きな開きが見られた。

また、男性に「初めて会った女性の顔で一番印象に残るパーツ」についてたずねると、88.2%が「目(瞳)」と回答。それに象徴されるように、「女性の顔で疲労感を感じるのはどこか」の質問では、「目の下のクマ」(55.9%)がダントツのトップとなっている。

では、女性は目やその周りについてはどのような意識でいるのだろうか。普段「時間をかけてメイクをするところ」をたずねたところ、66.8%が「目」と回答し、「肌」「眉」「口」などを上回った。

さらに「目や目の周りでどのような悩みがありますか」との質問では、「目の下のクマが消えない」(53.3%)がトップに。しかし、実際に「普段、目の周りのケアをしているか」をたずねると、「どちらかといえばしていない」(48.6%)と「全くしていない」(28.0%)を足した76.6%が「していない」と答えるなど、アイメイクの意識は高いものの、「クマに悩み、あまり目や目の周りのケアには至っていない」という実状が浮き彫りとなっている。

こうした結果を踏まえ、西葛西井上眼科クリニックの勝海修所長は「目が疲れると目の周りの血流が悪くなり、血液中の酸素が欠乏してしまいます。酸素を含まないヘモグロビンは赤黒い色をしていて、皮膚の薄い目の下が黒ずんで見えます」とクマの正体を説明。一般的に「女性は男性よりも血液循環が悪いため、目の下のクマが目立ちやすい傾向」にあるそうだ。

また、「目が疲れてものが見にくくなると、眉間にシワを寄せたり、目を細めたりしがちです。これは顔の印象を悪くするだけでなく、目を余計に疲れさせるため、視力低下を招く恐れがあります」と警鐘。適度な休憩や、コンタクトレンズを使用している場合には酸素透過性の高いものを推奨するなど、目に負担をかけない習慣を心がけるよう呼びかけている。

目の疲れがクマを作り、それが結果として“見た目”の年齢にも影響を及ぼす――。そんな悪循環を改善するためにも、疲れ目のケアに力を入れてみてはいかがだろうか。

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