2年連続セ・リーグ最多奪三振、広島のコルビー・ルイス投手が退団。

2009/12/14 11:51 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


2008年に入団後、2シーズンにわたって広島の先発の柱として活躍してきたコルビー・ルイス投手が、退団することが明らかになった。12月14日に球団が発表したもので、退団の理由は「家族の健康問題」としている。

発表されたルイス投手のコメントによると、「カープで野球をするか、アメリカに残って野球をするかという決断は極めて難しいもの」で、「シーズンが終わってから毎日」考えていたそう。ただ、現在、家族が健康問題に立ち向かっており、「その間だけは家族に不安や苦痛を与えないようにしたかった。これがアメリカに残る決断をした一番の理由」としている。

広島に対しては「私と家族は、日本において非常に歓迎されていると感じ、そしてカープでの時間を愛していました」「シーズンごとにチームが良くなっていくことを感じ、広島での時間はとても特別で大切でした」と愛着ものぞかせ、「私は、球団、チームメイト、ファン、広島に住む人々、そして広島でのすばらしい2年間を与えてくれた全てに感謝しています」と謝意をつづっている。

ルイス投手はレンジャーズ、タイガース、アスレチックスを経て2008年に広島に入団。1年目は26試合、15勝8敗、防御率2.68、183奪三振、2年目は29試合、11勝9敗、防御率2.96、186奪三振の成績で、2年連続で最多奪三振のタイトルを獲得している。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.