ロッテの大嶺祐太投手、ドラフト3位指名の弟・翔太内野手の不祥事謝罪。

2009/12/09 23:30 Written by Narinari.com編集部

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12月4日深夜、野球部のチームメイトや同級生と共に石垣市内の居酒屋で泡盛を飲み、警察に補導されたロッテドラフト3位の大嶺翔太内野手(八重山商工高校)。高校側は11日から2週間の停学処分を決め、ロッテも9日の入団会見を欠席させた上で正式契約を延期、最悪の場合は入団を取り消す可能性も示唆するなど、軽はずみな行動が大きな事態を招いている。そんな翔太選手の兄で、同じくロッテに所属する大嶺祐太投手が9日に公式ブログを更新。弟の不祥事を謝罪している。

9日に更新されたエントリー「大変申し訳ありません」では、まず、「今日の新聞をみてすでに知っている方もおられると思いますが…実は弟が未成年にもかかわらず飲酒をしてしまい補導されてしまいました」と今回の一件を改めて報告。「この件で関係者の方々に多大なご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳なく思っています。何よりもファンの皆様にはどうお詫びをしていいのやら……」と、兄としては言葉が見つからないほど、ファンに申し訳ない気持ちでいっぱいのようだ。

そして「弟も物凄く反省しています」と現在の翔太選手の様子にも触れ、「今後の事はまだよくわかりませんが、仮にプロの世界に無事に入れる事になったら、これからは長男としてもそうですが、プロの先輩として、社会人の先輩として、しっかりとしつけや教育をしていきたいと思っています」と約束。エントリーの最後では「弟と共に謝罪致します。この度は大変申し訳ありませんでした」と謝罪している。

最速144キロの直球を武器に、八重山商工の投手兼三塁手として活躍した弟の翔太選手は、ロッテが10月のドラフト会議で3位指名。11月15日に契約金4,000万円、年俸600万円で仮契約を結び、「沖縄県初の兄弟プロ野球選手誕生」と地元メディアやスポーツ各紙が伝えるなど、話題を呼んでいた。

今回の飲酒補導を受け、8日にロッテは球団ホームページに翔太選手のコメントを掲載。「自分の気の緩みと軽率な行動からファンの方々、そして球団の方々に多大なご迷惑をおかけすることになり、大変申し訳なく思っております。プロ野球選手になるという事の責任、影響力の大きさを改めて自覚をし、今後は社会人として恥じない行動を取っていきたいと思います。深く反省をしております。大変申し訳ありませんでした」と反省の弁を述べている。

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