中国で大学生がまたストリーキング、観衆に「皆さん、ありがとう!」。

2009/11/09 19:08 Written by Narinari.com編集部

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先月、慶応大学の広告学研究会に所属する9人の男子学生が、東急東横線の日吉駅構内を全裸で走り抜けたとして書類送検されるというニュースが大きく報じられた。こうした公共の場で全裸となって走る行為は一般的にストリーキングと呼ばれるが、中国でも最近、大学生のストリーキング事例が増えているという。

中国では昨年7月に北京の清華大学、今年6月に上海の復旦大学の学生がそれぞれ“卒業記念”と称してストリーキングを敢行し、これをメディアが報道。ともに物議を醸したが、今度は淅江省を舞台にストリーキングを行う大学生が現れた。

淅江省杭州市の大学が集まるエリアにストリーキングの男性が現れたのは、11月5日の21時過ぎのこと。授業を終えた学生たちで賑わう通りに1台の青い乗用車がやってくるや否や、中から小さな白い腰布をまとった男性が現れ、通りの真ん中を全速力で走り出したという。突然の出来事に通りは騒然。「多くの露天が驚く人の群れによってひっくり返された」(中国紙淅江在銭より)と地元紙はそのときの様子をレポートしている。

男性は50メートル以上の距離を走った後、今度は腰布を取り払い素っ裸に。そして、自分が乗ってきた車の前に立ち、騒然とする人の群れに向かって「皆さん、ありがとう!」と手を挙げ、その場から“退場”したそうだ。

この男性、実は数日前にインターネットでストリーキングの予告をしていたらしく、一緒にストリーキングをする仲間を募っていた。地元紙が男性に「なぜストリーキングをするのか」と疑問をぶつけたところ、男性は「激しい感情の高ぶりとはどんなものなのか、模範を示したい。こんなに重苦しい世の中で楽しむことは難しい」と返答。大学生活に失望しているようなコメントもしており、そうしたフラストレーションをストリーキングで解消しようとしたのかもしれない。

なお、この男性は、かつて学校の生活区内でもストリーキングを行ったことがあるという。

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