米最大手ウォルマートが棺桶や骨壺販売、葬儀用品もスーパーで買う時代?

2009/11/03 14:18 Written by Narinari.com編集部

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米国最大にして、世界最大のスーパーマーケットであるウォルマート。2002年に西友と提携し、後に子会社化したことで、日本でも広くその名を知られるようになりました。家と自動車以外なら、家具や洋服、化粧用品、家電、赤ちゃん用品、食料品、スポーツ用品、靴、宝飾品、アウトドアグッズなどなど、生活に関わるモノがほとんど手に入る、幅広い品揃えのお店です。ちなみに広い店内では、気をつけないと簡単に迷ってしまうので注意が必要。

そして生活必需品の他にも、本当に米国らしいアイテムも売られています。銃や弾丸など、日本人の私たちから見ればギョッとしてしまうモノが、スポーツ用品コーナーのガラスケース内にズラリ。「子どものおもちゃも売られているお店なのに、銃を販売して本当に良いのだろうか」と、疑問視する声があるのも事実ですが、とにかく何でも扱っているのがウォルマートのウリというわけです。

そんなウォルマートが最近、新しい商品の取り扱いを試験的に始め、これが米国で話題を呼んでいます。オンラインのみの販売ですが、棺桶をラインアップに加えたのです。現在、オンラインで確認できるのは全部で14種類。最も高いブロンズ製の棺桶は2,899ドルですが、ほかの棺桶はすべて2,000ドル以下という、米国の一般的な相場に比べると“お手頃なお値段”となっています。発送までの時間は注文から48時間以内と、ほかの商品と大差ありません。

ちなみに、棺桶のほかにも骨壺の取り扱いもスタート。こうしたカテゴリの商品のオンライン販売は、ウォルマートのライバルであるコストコも先行して始めていましたが、最大手が追随したことで、今後は“スーパーで葬式関連の商品を買う”ということが一般化していく可能性もあると、注目を集めています。

赤ちゃん用品(おむつ、ベッド、粉ミルク、ベビーカーなど)から棺桶まで揃うウォルマート。まさに「ゆりかごから墓場まで」OKなスーパーとなりました。

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