薄毛の男性が“損”と感じること、最も多い回答は「精神的苦痛」。

2009/10/21 11:29 Written by Narinari.com編集部

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年を重ねると男性が気にし始める薄毛。特に父親や祖父といった身近な血縁関係の人が薄毛だった場合、「ひょっとしたら将来自分も……」と心配してしまう人も多いかもしれない。近年は特別隠さない人も増えてきているが、それでも「周囲の視線が気になってしまう」との悩みを抱える人が多いのが実情だ。そんな薄毛について行われた意識調査の結果をもとに、リーブ21が「薄毛男性が日ごろ損をしたと感じること」をまとめた。

このまとめは、今年3月に行われた「薄毛に関するインターネット意識調査」の結果を、10月20日の「頭髪の日」にちなんで、“損”と感じることに関する部分をピックアップしたものだ。

まず、薄毛に悩む人に「損をしていると感じること」をたずねたところ、トップは「精神的苦痛」(24.5%)だった。以下、「老けて見られる」(16.4%)、「髪型が決まらない(好きな髪型にできない)」(15.7%)、「女性にモテない」(13.2%)、「見た目が悪い」(10.7%)と続いている。

トップの「精神的苦痛」の具体的な例としては、「『職場で額をみながら、君はもう若くないんだから』と言われた」「飲み会で薄毛をネタにされた」「薄毛を笑われた」「女性と恋愛関係になりづらい」などの回答が寄せられた。そしてリーブ21は、こうした回答の中から「精神的苦痛を感じる瞬間」6シーンを挙げ、「薄毛に悩む男性は、人と会うことが『精神的苦痛』になっている」とまとめている。

◎「精神的苦痛を感じる瞬間」(リーブ21まとめ)
・通勤で人に自分を見られる。
・会社で人に会う(薄毛をからかわれる)。
・昼食時に外出して人に見られる。
・営業で外出、クライアントに会う。
・飲み会などで店に行く。
・帰宅する際の公共機関の利用時。

また、「損をしていると感じること」の2位に入った「老けて見られる」も深い悩みだ。具体例として寄せられた声の中には「母親と夫婦と間違われた」などのほかに、「仕事先の人に第一印象がよく思われなく、話がうまく進められない時がある」との回答もあった。

3位の「髪型が決まらない(好きな髪型にできない)」は、比較的若い世代から多かった回答。20〜30代では「精神的苦痛」と並び1位に挙げられているが、40〜50代では7位と順位が低い。恋愛もしたい、いろいろなところへ遊びに出かけたいという若い世代にとっては、薄毛で自由に髪型が決められないことは、大きなストレスになっているようだ。

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