好きなパスタ料理は? 男性は「ミートソース」で女性は「たらこ/明太子」。

2009/10/20 16:02 Written by Narinari.com編集部

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もともと麺が好きな国民性もあり、いまやそば、うどん、ラーメンと並ぶ存在感を示すパスタ。本場・イタリアの伝統的な味が普及するともに、本場にもないような素材の組み合わせやソースを使ったメニューも次々と考案され、日本独自の進化を遂げている。そんなパスタ料理について、ぐるなびが調査を実施した。

まず、「あなたが好きなパスタ料理は何か」を複数回答でたずねたところ、男性は「ミートソース」(60.7%)がトップ。2位は同率で「ペペロンチーノ」と「カルボナーラ」(52.9%)が並び、4位「たらこ/明太子」(51.6%)、5位「ナポリタン」(46.6%)の順となった。

一方、女性のトップは「たらこ/明太子」(70.6%)に。以下、「トマトソース」(61.4%)、「ミートソース」(54.2%)、「ペペロンチーノ」(51.8%)、「カルボナーラ」(50.5%)と続いている。全体では1位が「たらこ/明太子」、2位「ミートソース」、3位「トマトソース」という結果になった。

次に、多様な種類があるパスタと、それに関連する言葉についての認知度を質問。パスタのメニューによく記載されている言葉をいくつか挙げ、「知っているか」「知らないか」を聞いたところ、認知度が高いのは「スパゲッティ」「パスタ」「ペンネ」の順に。逆に認知度が低かったのは「アマトリチャーナ」(豚肉の塩漬けやタマネギなどを使用したトマトソース)、「フジッリ」(螺旋状のマカロニ)、「タリアテッレ」(細長いリボン状のパスタ)の順となった。

ちなみに、男女で認知度に差が出た言葉もあり、「意味を知っており、どのようなものか説明できる」と答えた男女の差が大きかったのは、1位「ペンネ」(男40.7%、女70.4%)、2位「フェットチーネ」(男20.7%、女46.9%)、3位「ラビオリ」(男35.9%、女58.9%)の順となっている。この結果を見る限り、女性のほうがパスタ料理に関する知識が高いようだ。

さらにこの調査では、「『スパゲッティ』と『パスタ』の違い」をたずねている。すると、「パスタは食事。スパゲティーはおやつ」「イタリア語と英語の違い」「具が中心にのっているモノがスパゲッティ。具が混ざっているモノがパスタ」「茹でてあるかないか」といった“勘違い”回答も多く寄せられた。

正しくは、「パスタ」は小麦を練り成型したモノを指し、スパゲティやマカロニ(乾麺・生めん共に)の総称。「スパゲッティ」はパスタの一種で、中が空洞でない筒状の細長いモノを指している。慣れ親しんだ用語、料理ではあるが、意外と正しい意味を知らない人も多くいるようだ。

最後に、「パスタを食べるとき、フォークのほかにスプーンを使うか」についてたずねたところ、「よく使う」(21.7%)、「たまに使う」(32.5%)、「あまり使わない」(24.3%)、「使わない」(17.1%)、「どちらとも言えない」(4.4%)となり、“使う派”と“使わない派”はほぼ同じ割合となった。

実際に、イタリアではどのような習慣なのか気になるところだが、本場イタリアのレストランで修行したシェフによると「確かにイタリアでスプーンを使うのは子供だけですね。でも、たしかにスプーンが合ったほうが綺麗にソースが絡みますし、食べやすい食べ方で召し上がっていいと思いますよ」(ぐるなびより)とのことだ。

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