陣痛に苦しむパートナーをほったらかし、ナースに猥褻行為の男を逮捕。

2009/10/12 20:09 Written by Narinari.com編集部

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近年は日本でも増えて来ている“立ち会い出産”。米国では「赤ちゃん誕生の場に父親がいるのは当たり前」との考え方が定着しているため、ほとんどが“立ち会い出産”となっています。逆に「怖いからイヤだ」などと言ったら、パートナーはもとより、友人、家族、病院の関係者などから白い目で見られるほどです。

それでも、何かの理由で立ち会いが不可能な場合もあります。先日、ユタ州に住むアダム・ジェイ・マニング容疑者も、自分の子どもを身ごもった女性に付き添って病院まで来たというのに、ある理由で赤ちゃんの誕生の瞬間に立ち会うことができませんでした。

しかも理由が、あまりにも情けなさ過ぎるのです……。 

米地方紙ソルトレイク・トリビューンによると、マニング容疑者は妊婦の女性(※結婚した妻か、ガールフレンドかも含め女性の詳細は不明。ただし、米メディアは妊婦の子を“彼の子ども”と伝えています)と、午前3時過ぎにソルトレークシティ近郊のオグデン病院にやってきました。出産のときが近いと診断された女性は、すぐに車イスに乗せられ、分娩室まで移動することに。しかしマニング容疑者は、そこで働いていた魅力的なナースに目を奪われ、あろうことか声をかけて気を惹こうとしたのです。隣でパートナーが陣痛で苦しんでいるというのに……。

ナースも「ギョッ」としたに違いありませんが、極力マニング容疑者を無視することにして、その場を切り抜けようとしました。ところが、ナースが声を荒げようとしないことを「OK」サインと勘違いしたのか、今度は「首に何か付いているよ」と、取り払うフリをして手を伸ばし、なんと彼女の胸に触ろうとしたのです。

これにはさすがにナースも激怒。マニング容疑者を押しのけると、その場から離れて警察へ通報しました。マニング容疑者は駆けつけた警察官に逮捕され、連行されて行ったそうです。マニング容疑者は今までにも、万引きや違法薬物利用などで逮捕歴があるとのこと。しかし、さすがに自分の子どもの誕生が近いというシチュエーションで、わいせつ行為をするのは理解に苦しみます。

こんな理由で出産の立ち会いができなかった男は、世界中を探してみても、マニング容疑者以外はいないかもしれませんね。

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