驚きのゴールを決めるバスケ集団、競技場3階席からのシュートに成功。

2009/09/25 11:03 Written by Narinari.com編集部

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さまざまな状況下でバスケットボールをゴールに入れるパフォーマンスを撮影し、YouTubeに投稿している米大学生6人のチームが話題を呼んでいる。このチームは、これまでも複数の動画を投稿してきたが、9月17日に新作の「競技場3階席からグラウンドのゴールにシュートを決める」動画を公開。すると、わずか1週間で200万回以上も再生されるほど、相当な人気を呼んでいるようだ。

この動画は「World's Longest Basketball Shot - "Dude Perfect" - 3rd DECK」と名付けられた19秒の短い動画。競技場の3階席にいる男性が「世界最長のゴールショット」と話すと、すぐに1階のグラウンドに置かれたゴールめがけて、片手でバスケットボールを思い切り遠投する。ボールは大きな放物線を描きながら落下していき、ゴールのバックボードに当たって見事にシュート成功。男性は声を挙げながらガッツポーズで大喜びし、2階席やゴールの周りにいる仲間も大ハシャギしているという内容だ。カメラは男性の手元からボールを追い続け、最後まで1カットで収められているため、普通に見る限りでは映像を切り貼りしたようには見えない。

また、もう一つの視点を変えた動画「World's Longest Basketball Shot - "Dude Perfect" -FIELD VIEW」では、グラウンドのゴール間近でカメラを構え、3階席から飛んでくるボールの様子を撮影。画面上の方向から落ちてきたボールが勢い良くゴールに飛び込む様子がよく分かる。

このチームの正体は、「Dude Perfect」という名の大学生6人組。テキサスA&M大学に通う学生のルームメイト仲間で結成され、高校時代に培ったバスケットボールの腕を活かしたパフォーマンスを中心に活動しているチームだ。今年5月には牧場の施設を利用した4分あまりの動画「Ranch Edition」、8月にはプールや建物を利用した2分半程度の動画「Summer Camp Edition」をYouTubeに投稿。どちらも再生回数は数十万を超えており、「屋根の上から動く車に付けられたゴールにボールを投げ入れる」「ボールが建物の上を通過してゴールに吸い込まれる」といった驚愕のプレーが多数収められている。

今回の「競技場3階席からグラウンドのゴールにシュートを決める」動画は、米放送局ABCの番組「グッドモーニング・アメリカ」でも取り上げられ、映像の専門家も「偽物と思わせるような編集点が見つからない」とコメント。また、米放送局CBS系列のKBTXはメンバーに直撃しており、ゴールを決めた男性は「このシュートができるなんて思ってなかった」と感想を述べるとともに、2階席、3階席とステップアップして感覚を掴んでいったことを明かしている。

さらにこの男性は「ビデオはすべて、100%ホンモノ」とした上で、ネット上で動画の真偽をめぐる議論が交わされていることについては好意的に受け止めているという。実は、議論の内容がどうであれ、注目を集めることを喜んでいるのには理由がある。「Dude Perfect」の公式サイトによると、チームは投稿した動画が閲覧された回数に応じて、海外の恵まれない子どもたちを支援する活動を行っているそうだ。公式サイトでは「僕たちができるだけ多くの子どものスポンサーになれるよう、名前が広まるのを手伝って欲しい」と人々に訴え、支援グループのサイトも紹介している。

そうした趣旨も理解しつつ、彼らが「ホンモノ」というスーパープレーの数々を、ぜひ一度、ご覧になってみてはいかがだろうか。

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