約8割が「職場で好きな音楽聴きたい」、仕事の能率上げるのはクラシック。

2009/09/24 14:45 Written by Narinari.com編集部

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音楽を聴きながら作業をしたり、音楽が流れる職場で働いていたりと、仕事をする環境で音楽に接している人は少なくない。音楽によってテンションが上がる人、仕事の能率が上がる人など、音楽(BGM)が仕事に与える影響の受け止め方は人それぞれだが、そうした音楽と仕事の関係を探るべく、HMV ONLINEが20〜30代の男女400人を対象に「音楽と職場に関する意識調査」を実施した。

まず、現在の職場にどのような音楽がかかっているかをたずねたところ、「音楽はかかっていない」(69.3%)がトップに。2位以下は「ヒーリング音楽」(7.3%)、「ラジオ」(7.3%)、「クラシック」(6.5%)、「ヒットチャート」(6.3%)、「BGMはかかっていないがヘッドフォンで聴いている」(3.0%)と続いているが、7割近い職場では音楽がかかっていない、もしくは自由に音楽が聴ける環境ではないようだ。

次に、音楽と仕事の能率について相関があるかどうかをたずねたところ、「とてもそう思う」(17.8%)と「ややそう思う」(48.5%)を合計した66.3%の人が「相関がある」と回答。

そこで実際にどのような音楽を聴くと仕事の能率が上がると思うかを3つまで選んでもらったところ、上から「クラシック」「J-POP」「ジャズ」の順となり、特に「クラシック」は49.3%と、約半数の人が能率の上がる音楽と感じていることが分かった。

この結果についてHMV ONLINEのクラシック担当者は「テレビや映画の影響もあり認知の広がるクラシック。そうしたメディアでよく使われているクラシック作品が、歌のないインストゥルメンタル音楽である場合が多いこともあってか、BGM用途にもよく利用されているものと思われます。長い歴史を生き抜いてきた洗練された作風に加え、ヒーリング音楽に較べてアクティヴで変化に富む音楽的性格がもたらす適度な刺激が、仕事の能率アップにも向くと評価されているのかもしれません」と分析している。

また、職場で好きな音楽を聴くことができたら良いと思うかどうかをたずねたところ、「とてもそう思う」(46.5%)、「ややそう思う」(33.3%)を合計した79.8%が「聴くことができたら良い」と回答している。

☆どのような音楽を聴くと仕事の能率があがると思いますか(HMV ONLINE調べ)
1位 クラシック(49.3%)
2位 J-POP(35.5%)
3位 ジャズ(26.3%)
4位 R&B(12.3%)
5位 ロック/洋楽(11.0%)
6位 ロック/日本(10.0%)
7位 ラウンジ(9.5%)
8位 テクノ(7.5%)
9位 アニメソング(4.8%)
10位 ハウス(2.5%)

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