デジタル名刺「Poken」にUSBメモリタイプ、ID保存数もほぼ無制限に。

2009/09/24 10:01 Written by Narinari.com編集部

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スイスで生まれ、今年4月に日本にも上陸した“デジタル名刺”こと「Poken(ポーケン)」。ヨーロッパではデジタルガジェットを好む層を中心に広がりを見せ、日本上陸時には各種イベントが開かれたほか、「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)の人気コーナー「トレたま」でも取り上げられるなど、一部で注目されているガジェットだ。そんな「Poken」の機能を改善し、ビジネスユースにもピッタリなデザインを採用した新モデル「Poken pulse」が発表された。Amazon.co.jpで予約を受け付けており、価格は4,480円(税込み)。発送は10月初旬の予定だ。

「Poken」は、本体にある手のひらを象った部分を1〜2秒“ハイタッチ”し合うだけで、登録されたID番号が交換されるガジェット。ID番号の交換後にUSB経由でパソコンに接続すると、「Poken」公式サイト内のスペースを介して、相手の氏名、住所、メールアドレス、SNSのIDといった任意で登録された情報が閲覧できる仕組みだ。出会った人と「Poken」の“ハイタッチ”によって情報を交換するところが名刺交換と似ていることから、“デジタル名刺”と呼ばれることも多い。

今回発表された新モデル「Poken pulse」は、従来のポップなキャラクターをモチーフにした遊び心のあるデザインから一転、シンプルなUSBメモリ風のデザインを採用。もちろん、“ハイタッチ”をするための手のひら部分は付いているが、ビジネスシーンでも活躍できそうなスタイリッシュなデザインとなっている。

機能面もプラスされ、従来の「Poken」にはなかったフラッシュメモリ(2GB)を搭載。通常のUSBメモリと同じように使うこともできる。また、従来の「Poken」は“ハイタッチ”した相手のID保存数が最大64人分までとなっていた(※満タンになったときには一度パソコンに接続する必要があった)ため、パーティやイベントなどで大勢の人と“ハイタッチ”したい場合に不都合が生じていたが、「Poken pulse」ではこの制限を撤廃。ID保存数はほぼ無制限となった。

利便性が向上し、デザイン面でも利用シーンが広がりそうな「Poken pulse」。普及の起爆剤となるか、注目しておきたいところだ。

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