「大麻の街」へ釣りに出かけた少年たちが札束発見、“黒い金”との噂も。

2009/09/23 09:45 Written by Narinari.com編集部

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日本でも海外でも、たまに伝わってくる「大金が落ちていた」という類のニュース。日本では「銀座の路上に1億円」(1980年/お笑いコンビ・タカダコーポレーション大貫幹枝の祖父が拾得)や「竹やぶに1億円」(1989年)といった桁外れの大金が拾われたケースは特に有名ですが、数百万円のお金が落ちていたり、ゴミに混じって捨てられていたりという話も、しばしば報道されています。

そうした大金を拾得した場合、持ち主が現れなければ拾得者の手に渡る可能性があるため世間の注目を集めることになりますが、それはどこの国でも同じこと。いま、オーストラリアでも大金を拾得した少年たちが話題を呼んでいるそうです。

地元紙ノーザン・スターによると、この少年たちは今月初め、オーストラリアのニューサウスウェールズ州ニンビンの近くへ釣りに出かけました。その際、釣り場になにやら怪しいプラスチックのパッケージがあることに気が付いたのです。近付いて調べてみると、なんとそれは札束。オーストラリア紙幣が100,000豪ドル分(約800万円)もあったそうです。

驚いた少年たちは当初、すぐには警察に届けず、この大金をどうしようかと苦悩。そこで知人の大人に相談したところ、やはり警察に連絡したほうが良いとの結論に達し、先週金曜日に届けが出されました。

しかし、なぜこのような大金が捨てられていたのでしょうか。警察は「犯罪に関係するお金かもしれない」と、発見現場のそばを捜索しましたが、何の手がかりも見つからず。今のところ、「なぜ」というクエスチョンへの回答は発見できていません。

ちなみに、ニンビンは“ヒッピーの街”“大麻の街”とも呼ばれ、毎年大きなドラッグイベントが開催されている街。そのため、「なにかドラッグ絡みの黒いお金が隠されていたのでは?」と推測する声もあるようです。

プライバシーの関係で少年たちの身元は明らかにされていませんが、もし現金の持ち主が名乗り出なかった場合には、日本と同様、少年たちの手に渡る可能性も。果たして、釣りに出かけて「釣れた魚」は大金だった……という結末を迎えることになるのでしょうか。

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