手ぶらで出歩くことも多い男性に比べ、女性はカバンを持ち歩くことが多いが、そのカバンの中にはどのようなモノが入っているのだろうか。カルビーが「じゃがりこ」のパッケージリニューアルに伴い、女子高生とOL500人（各250人）を対象に「カバンの中身」に関する実態調査を行った。

まず、単刀直入に「カバンにいつも入っているもの」をたずねたところ、女子高生は「財布」と「携帯電話」（ともに86％）、OLは「財布」（98％）がトップに。女子高生の2位以下は「筆記用具」（85％）、「タオル・ハンカチ」（76％）、「飲料」（69％）、「ティッシュ」（69％）、「鏡」（67％）、OLの2位以下は「携帯電話」（92％）、「タオル・ハンカチ」（88％）、「ティッシュ」（83％）、「化粧ポーチ」（76％）、「鏡」（62％）となった。

女子高生とOLの回答を比較すると、「化粧ポーチ」はOLが76％なのに比べ、女子高生は47％。また「飲み物」はOLが35％に対し、女子高生は69％と、顕著な違いが表れている。

この調査はカルビーが行ったものということもあり、カバンの中身に入っている「お菓子」にも着目。前項の質問で「お菓子」が入っていると回答したのは女子高生の39％、OLの21％で、全体では30％と、約3人に1人がカバンにいつもお菓子を入れていることが分かった。

そこで、「カバンのお菓子をどのような時に食べるのか」をたずねたところ、女子高生は「休み時間」（72％）、「昼休み」（57％）、「放課後」（49％）の順、OLは「電車・バスなどの移動中」（55％）、「仕事の休憩中」（48％）、「仕事中」（39％）の順に。そのお菓子を「誰と食べるのか」についてもたずねると、女子高生は57％が「誰かと分け合う」と答えたのに対し、OLは75％が「1人で食べる」と答えるなど、「カバンに入れているお菓子」の食べるシーンの違いが明らかとなっている。

では、実際にどのようなお菓子を持ち歩いていることが多いのだろうか。女子高生・OLともに最も多かったのは「アメ」（67％）。続いて「ガム」（56％）、「チョコレート」（44％）の順となっている。お菓子には「スナック菓子」（全体の27％が持ち歩くと回答）などもあるが、「かさばる」との理由から上位3つほどの支持は得られなかった。ただ、「空腹を満たせる」「みんなで分け合って食べられる」と評価する声も挙がっている。

最後に「カバンに入れるお菓子を選ぶポイント」についてたずねたところ、全体の80％が「小さくて持ち歩きやすい」と回答。「味が美味しい」（59％）、「食べやすい」（56％）、「値段が安い」（37％）などの回答も見られたが、やはり「カバンに持ち歩く」という観点では、コンパクトか否かが最も大きなポイントとなっているようだ。