女性は2日以内に秘密を話す? 3割の人は「誰かに話したい」との衝動。

2009/09/18 14:10 Written by Narinari.com編集部

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「誰にも言わないでね」と言われて聞いた話、果たして本当に誰にも言わずにいられるだろうか。そもそも、誰にも言うなと話した人がいる時点で、「バレなければ話しても……」と思わずにいられない人も少なくないだろう。一体こうした話はどれくらい守られているものなのか、英国のある団体が英国人女性を対象に「秘密」に関する研究を行った。それによると、45%の人は「秘密を守れない」と明かし、ほかの人に話すまでの平均時間は47時間15分と判明したという。

英紙デイリー・テレグラフによると、この研究は南米のチリワイン普及を行う団体「ワイン・オブ・チリ」英国支社が調査機関に委託して行われたもので、対象は18歳から65歳までの女性3,000人。女性たちからは、主に“秘密とされる話”を聞いた場合の気持ちや実際の行動について聞き取り、統計としてまとめている。

まず、「自分自身が100%信頼できる人間」と思っているかとの質問に、「信頼できる」と答えた人は83%にのぼり、75%近くの人は「秘密を黙っていられる」と回答。口の堅さに自信を示す人が多い数字ではあるが、これは「全く話さない」という意味ではないようだ。調査では英国人女性の場合、平均として1週間に3つ、何らかの“秘密の話”が舞い込むとされ、実際はほかの人に口を割ってしまう場合も多いらしい。

英国の女性が“秘密の話”を聞くと、3割の人は「誰かに話したい」との衝動に駆られるという。そして、「肩の荷を下ろしたい」と、実際に「誰かに話してしまう」とした人は45%に上っている。

もちろん、女性たちもやみくもに話しているわけではなく、6割の人は「秘密に関して全く関係ない人に話す」と回答。また4割あまりの人は「秘密に関係ない人と、話を共有するのは許せると思う」と考え、4割の人は「自分の夫が、一番の相手」としている。つまり、自分が信頼できるというのは「秘密を完全に明かさない」のではなく、「関係する人に迷惑をかけない自信がある」という意味で考えてる人が多いということかもしれない。

ほかにも、「友人に、別の友人グループの噂話をする」と4割の人が認め、半数以上の人は「アルコールを取ると、秘密を話したくなる」と回答している。この結果に「ワイン・オブ・チリ」のマイケル・コックス支社長は「秘密はどこに向かって話されるか分からないので、人に話した英国人はみな心配しなければいけないのかもしれない」(デイリー・テレグラフ紙より)とコメント。ただ、「違うグループで秘密を“処分”すれば、その人を元気づけられる」とも語り、「面白い噂は、ワイン2杯の後でも話が続けられる」と、ある意味大切なコミュニケーションツールと見ているようだ。

ちなみに、「次の日には、何を言われたか忘れる」と答えた人も27%いたという。

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