保釈された酒井法子被告が会見「二度と信頼を裏切ることはありません」。

2009/09/17 18:47 Written by Narinari.com編集部

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覚せい剤取締法違反(所持、使用)で起訴された酒井法子被告が9月17日に保釈され、都内ホテルの宴会場で謝罪会見が開かれた。会見には酒井被告のほかに、所属していた(8月28日付けで解雇)サンミュージックの相沢正久副社長、ビクターエンタテインメントの三枝照夫会長、弁護士も同席。質疑応答は行われなかった。

会見は相沢副社長の関係各方面へのお詫びから始まり、続いて三枝会長、弁護士の順にコメント。そして涙を流しながら、酒井法子が謝罪の言葉を述べた。会見の要旨は次のとおり。

「この度は、一社会人として、人として、決して手を出してはいけない薬物というものに、自分の弱さゆえに負け、そして、今このように、世間の皆さまを騒がし、多くの皆さまにご迷惑をかけました」
「これまでに私を支え、応援してくださった皆さまには、どれほどの残念さと、私の無責任な行動に幻滅なさったことかと、このことには本当に計り知れない…決して許されることではありません」
「この罪の償いを今後どのようにして償っていくのか、まずは自分の罪を悔い改め、二度とこのような事件に手を染めることのない、そういった誓いを一生の約束として、固く心に誓います」
「私が犯しましたこの度の出来事は、私を知る皆さまの信頼をすぐに回復できるものでないことはよく分かっております。ですが、日々感じております後悔の念、取り返しのつかないことをしてしまった自分の弱さを戒め、反省をし、もう一度生まれ変わった気持ちで心を入れ替え、日々努力していきたく思っております」
「そして、このような日々に、支えてくださった方々の暖かい気持ちに、深く、深く感謝しております」
「決して二度とこのようなことで皆さまの信頼を裏切ることはありません。この気持ちを決して忘れることなく、皆さまのお気持ちに恩返しをしていきたいと思います。至らぬ点は厳しく指摘していただき、私自身、素直に拝聴して新しい一歩を踏み出していきます」
「今まで応援してくださった日本や海外のファンの皆さま、お世話になった会社の皆さま、そして今まで支えてくださったスタッフの皆さま、この度は、本当に、本当に申し訳ありませんでした」

会見の最後には、弁護士がメンタル面の治療のため病院に入院する予定を明かすとともに、過剰な報道と取材活動の自粛を要請。会見は終了となった。

酒井法子被告は17日、保釈保証金を東京地裁に納付し、警視庁の東京湾岸署から保釈。16時半頃に黒のパンツスーツ姿で湾岸署玄関に現れた際には深く頭を下げ、目にうっすらと涙を浮かべながら「今まで酒井法子を応援してくださった皆さま、本当にこの度は申し訳ありませんでした」と謝罪した。その後、用意されていた車に乗り込み、17時過ぎに会見場の都内ホテルに到着、謝罪会見に臨んだ。

☆これまでの経緯
8月2日 夫・高相祐一容疑者に呼ばれ東京・渋谷の道玄坂へ
8月3日 未明に高相容疑者逮捕
8月4日 山梨県内で携帯電話の電波を確認
8月5日 知人から「息子を預かっている」と通報
8月6日 警視庁赤坂署が都内で息子の無事確認
8月7日 覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕状
8月8日 酒井容疑者が都内の警視庁施設に出頭、逮捕
8月10日 覚せい剤取締法違反(所持)容疑で送検
8月19日 酒井容疑者の毛髪鑑定で覚せい剤陽性反応
8月21日 高相容疑者を覚せい剤取締法違反(所持、使用)で起訴
8月23日 高相被告を千葉の別荘での覚せい剤所持で再逮捕
8月28日 酒井容疑者を覚せい剤取締法違反(所持)で起訴
8月28日 サンミュージックが酒井被告を解雇
9月14日 酒井被告、高相被告が保釈請求
9月16日 高相被告を保釈
9月17日 酒井被告を保釈
10月21日 高相被告初公判
10月26日 酒井被告初公判

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