男性は女性の2倍嘘をつく、最も多くつかれる嘘は「問題ない、大丈夫」。

2009/09/15 18:33 Written by Narinari.com編集部

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「嘘をつく」のは、とかく悪い印象を持たれがちだが、時と場合によっては軽い嘘くらいついてしまう人は多いだろう。自分や相手にデメリットがなければ、話の流れでついてしまう嘘というのは、社会を築く人間にとってはむしろ必要不可欠なものかもしれない。では、実際に人はどの程度の頻度で嘘をつくものなのだろうか。映画会社の20世紀フォックスホームエンターテイメントUKが2,000人を対象にアンケート調査を行ったところ、1日に男性は6回、女性は3回の嘘をついていることが明らかになった。

この調査は、欧米で今年1月から5月まで放送されたドラマ「Lie to Me Season1」のDVDが英国で発売されるのを記念して行われたもの。「Lie to Me Season1」は、英国人俳優のティム・ロスが心理学者として、人の嘘を見抜いて犯罪を明らかにしていくというストーリーで、9月下旬からの「Lie to Me Season2」放送開始を前に、米国では8月、英国では9月14日からDVDが発売されている。

調査によると、男性は「妻・恋人や上司、仕事の同僚に、平均1日6回の軽い嘘をつく」のに対し、女性はその半分の平均1日3回という結果が出たという。具体的にどのような嘘をついているのか気になるところだが、ランキングも発表されているので併せて見ておこう。

男女別のランキングでともに1位となったのは「問題ない、大丈夫」。仕事上のトラブル、体調や気分について問われたときに、使われる機会の多い嘘のようだ。男性は2位に「これが最後の1杯」、3位に「いや、あなたのお尻はそんな大きく見えないよ」。女性は、2位が「あら、これは新品じゃなくて、前から持ってたのよ」、3位が「そんなに高くなかったわ」となり、買い物関係でつい嘘が出てしまうことが多いようだ。

いろいろと気を使う場面が多い仕事上のランキングでは、「またお会いできて嬉しいです」が1位に。本当は二度と関わりたくなかったのか、大して関心もないのかと考えさせられる嘘だが、このフレーズが使われるときは社交辞令がほとんどという結果は、思わず納得してしまう人も多いのではないだろうか。以下、2位は「電話に出られなくて、申し訳ありませんでした」、3位は「ちょっと道路が混んでいて」と続き、仕事のペースを守るために嘘をつくのは、英国の社会人も同じ傾向と言えそう。

ただし、「9%の人は、仕事での嘘によってトラブルに巻き込まれた」(英紙デイリー・エクスプレスより)ともあり、嘘もほどほどを心がけ、自分がダメージを負わず、相手に迷惑をかけないよう気をつけたいところだ。

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