17歳から58年間献血を続けてきた男性、通算献血量は150リットル超に。

2009/09/09 12:06 Written by Narinari.com編集部

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男性は1,200ミリリットル、女性では800ミリリットル。これは、日本で1年間にできる献血量の上限です。そして、年齢制限も定められており、日本では18〜69歳が献血可能年齢となっています。しかし、海の向こうの米ニューヨーク州にお住まいの、75歳のアル・フィッシャーさんは、1パイント(約473ミリリットル)の血液を年間にだいたい6回程度、献血してきました。

75歳という年齢の今も年間3,000ミリリットル近い献血をしているだけで驚きですが、フィッシャーさんは17歳のときから半世紀以上もこのペースで献血を続けています。そして先日、提供してきた血液の量が40ガロン(約151リットル)に到達。多くの米メディアがその功績を称えています。

高齢で大量の献血をして健康への影響はないのかと、余計な心配もしてしまいますが、これまで特に大きな問題もなく続けて来られたそう。フィッシャーさんの血液は病気やケガで血液が必要な人々を助け、これまで1,000人近くに輸血。多くの命を救ってきました。

それだけの献血をしてきたフィッシャーさんですが、米国には1人だけ、フィッシャーさんの上を行く人物がいます。83歳になるミズーリ州在住のモーリース・ウッドさん。こちらもかなりのご高齢です。米国における献血実績で40ガロンを超えたのは、フィッシャーさんとウッドさんの2人だけということからも、大変な記録であることがうかがえます。

2人とも健康である限り、今後も献血を続けていくそう。若い人も見習いたいですね。

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