よく米国の雑誌などで「最もセクシーな女性」といった類のランキングが発表されますが、その上位に名を連ねることが多い女優のひとり、ジェシカ・ビール。女優としてのキャリアも着実に磨きがかかっているだけでなく、ボーイ・フレンドのジャスティン・ティンバーレイクとの熱愛の行方も注目されるなど、ハリウッドでもピカイチの華やかな存在と言えます。
ところがそのジェシカ・ビールが、今度は「最も危険な有名人」という、あまり名誉とはいえないランキングの1位になってしまいました。「彼女のどこがデンジャラスなの?」と不思議に思う人もいると思いますが、実はコレ、オンラインの検索ワードとして「危険」という意味なのです。
コンピュータ・セキュリティ・ソフトのマカフィーが先日発表したところによると、「ジェシカ・ビール」とオンラインで検索した場合、セキュリティ上の問題のあるサイトが多数、検索結果に現れました。
有名人の情報や画像などをオンラインで探す人々が多い中、それを悪用する行為は絶えません。「ファン・サイト」などと称して、スパイウェア、アドウェア、スパム、フィッシング、ウイルスなど、さまざまな仕掛けが仕込まれたサイトにアクセスさせるのです。こういった悪質なサイトが、「ジェシカ・ビール」の検索ワードでは一番リストアップされやすいそうで、その数はなんと5件に1件にも上るとか。
同社では昨年も同様の調査を行い、その時は「ブラッド・ピット」が最も危険な検索ワードとして発表されました。ちなみに2年連続で2位になったのは「ビヨンセ」だそうです。
セレブの名前を検索する時は、くれぐれもコンピューターのセキュリティを万全にして、細心の注意を払ったほうが良いかもしれません。
☆「ネットの検索で最も危険な有名人」2009年版
1位 ジェシカ・ビール
2位 ビヨンセ
3位 ジェニファー・アニストン
4位 トム・ブレイディ
5位 ジェシカ・トンプソン