英国人の6%は「トイレで食事」、トイレ内の行動調査に驚きの声も。

2009/08/27 14:29 Written by Narinari.com編集部

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四方を壁に囲まれ、他者の目を気にする必要のないプライベートな空間のトイレ。そこで費やされる時間を有効活用するべく、何かを持ち込むという人も多いだろう。例えば新聞や雑誌、マンガ、ケータイなどなど。一方、不衛生な場所に長時間居たくないと、さっさと用を済ませて出る人もいる。トイレにおける行動は人それぞれだが、このほど、ヤクルトが英国の成人を対象に「トイレ内の行動」についての調査を実施。その結果、6%の人はトイレの中で「飲食をする」と答えるなど、さまざまな行動が浮き彫りになったという。

この調査はヤクルトの英国法人が今年5月20日から22日にかけて、インターネット上で成人2,028人を対象に行ったもの。まず、単刀直入にトイレの中で何をしているかをたずねたところ、時代を反映してか、最も多い回答は「テキストメッセージを送る」(34%)だった。僅差の2位には「電話で会話をする」(33%)が入るなど、ケータイの手軽さはどこの国でも同じようだ。

とはいえ、新聞や雑誌を持ち込む人もまだまだ多く、そこには男女によって傾向の違いが表れている。この調査の結果では「女性より男性のほうが気晴らしを求めている」ようで、例えば新聞や雑誌を持ち込む人の割合は、男性の58%に達したのに対し、女性は29%止まりとなっている。

そして、今回の調査で英メディアの関心を呼んでいるのが、トイレの中で「次の食事をどうするか考える」(14%)と「飲食する」(6%)と、排泄行為中における“食”に関する回答だ。特に「飲食」については驚きを持って受け止められており、ロンドンにあるセント・マークス病院顧問のサイモン・ゲイブ博士は「トイレで食べるという行為は細菌に汚染される危険を冒す」「細菌によって胃腸炎を引き起こすと、伝染性の下痢を伴い、非常に厳しいことになる」(英紙デイリー・テレグラフより)と注意を促している。

また、ゲイブ博士は、新聞や雑誌、ケータイ、パソコンの使用は無害だが、長時間トイレにいるのはあまり良くないと指摘。だらだらと用を済ませていると、痔になる可能性もあるという。健康面を考えると、トイレではきびきびと行動した方が良さそうだ。

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