65%がすでに「夏バテを感じている」、体調管理はどうしている?

2009/08/12 19:29 Written by Narinari.com編集部

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例年よりは気温が低いと言われてはいても、30度を超えればやっぱり暑い夏。クーラーや冷たい飲み物に依存しがちで身体の調子を崩し、もう「夏バテ」気味だと思っている人も多いのではないだろうか。そんな夏、世間ではどのような体調管理を心がけている人が多いのか、インターネット調査のマクロミルが「夏の体調管理に関する調査」を行った。

この調査は1都3県に住む20〜59歳の男女516人を対象に行われたもの。まず、8月上旬の時点で「夏バテ」を感じているかどうかをたずねたところ、「感じている」(17%)と「やや感じている」(48%)を合わせた65%が夏バテ気味であることが分かった。男女別では、夏バテを感じている男性が59%なのに対し、女性は71%と、女性のほうが高い割合に。この傾向はすべての年代で「女性>男性」となっている。

明確な病気とは異なる夏バテ。具体的には、どのような症状をもって夏バテと感じているのだろうか。複数回答でたずねたところ、最も多かったのは「体がだるい」(86.3%)。以下、「無気力になる」(43.0%)、「一日中、眠気が取れない」(41.5%)、「寝付きが悪い」(35.8%)、「胃腸の調子が悪い」(25.4%)、「ほてり・熱っぽい」(25.4%)、「イライラする」(23.3%)、「食欲がない」(20.0%)、「立ちくらみ・めまい」(19.1%)、「手足の冷え」(12.2%)と続いた。

さらに、夏バテが「屋外の暑さ」「室内の冷房による冷え」「屋外と室内の温度差」のどれに起因すると思うかをたずねたところ、「屋外と室内の温度差」(45.7%)、「屋外の暑さ」(34.0%)、「室内の冷房による冷え」(14.3%)、「いずれもあてはまらない」(6.0%)となり、空調の効いた部屋と暑い屋外との気温差で体調を崩すと考えている人が最も多い結果となった。

そうした夏バテを回避するためにとっている対策としては、「水分補給をまめにする」(63.8%)がトップ。以下、「睡眠を十分とる」(42.1%)、「規則正しい生活」(31.4%)、「冷房で体を冷やさないようにする」(26.9%)、「冷房の温度設定を高めにする」(26.7%)、「冷たい食べ物・飲み物をとりすぎない」(24.8%)、「冷房ではなく、扇風機を使用する」(24.8%)、「スタミナのつく食事をする」(20.2%)、「運動をして汗をかく」(17.1%)、「サプリメントを服用する」(12.2%)と続いている。

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