いわゆる「ぬれ煎餅騒動」で脚光を浴びた銚子電気鉄道の車両がケータイオークションに――。現実的に「置く場所が……」との悩みは別にして、鉄道ファンなら誰もが一度は夢見る「車両購入」ができるかもしれない、そんなオークションがau向けのオークションサービス「au one モバオク」で開催される。
このオークションは、auのキャンペーン「クイズ鉄道王決定戦」の開催を記念して行われるもの。8月3日から鉄道オークションが始まっており、これまで三重県北部を走る三岐鉄道の「駅名標」や「駅名・行先看板」、茨城県を走るひたちなか海浜鉄道の「さよなら233号サボ」や「明治牛乳ベンチ」などが出品されている。そして8月24日から28日まで出品されるのが、銚子電鉄の車両「デハ 702号」だ。
「デハ 702号」はかつて近江鉄道で使用され、1978年に銚子電鉄へ譲渡された車両。元社長の横領事件などによって銚子電鉄の経営が悪化した際に、一時、点検・整備がストップした影響で運用から外れていたこともあったが、2007年からカラーリングも新たに再運用されていた。
「クイズ鉄道王決定戦」キャンペーンは、日本一の鉄道王を決めるクイズ大会。鉄道に関するクイズ1,000問を出題し、最も得点の高い参加者を鉄道王として決定する企画だ(ランキング締め切りは8月31日。クイズは9月30日まで公開)。アクセス方法は「EZ→トップメニューまたはauoneトップ→買う→オークション」。