生放送のテレビ番組に映った“謎の物体”、英BBCはYouTubeで見解求める。

2009/08/08 15:46 Written by Narinari.com編集部

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ケータイやデジカメの進歩と、YouTubeなどの動画投稿サイトの一般化により、世界各国の未確認飛行物体(UFO)の映像を目にする機会が増えてきた昨今。英国ではこうした要因もあり、今年上半期に英国防省に寄せられたUFO目撃例が231件を数え、「UFOの当たり年」と言われた昨年の285件をはるかに上回る勢いを見せている。それほど頻繁にUFOが目撃されている英国で、今度は大勢の視聴者がテレビを通じて“謎の物体”を目撃する事態が起きた。生放送のニュース番組の最中、お天気カメラの映像の中に“謎の物体”が横切る瞬間がハッキリ映り込んだのだ。ニュース番組を放送した英BBCもその様子をYouTubeに投稿。“謎の物体”について視聴者に見解を求めている。

“謎の物体”が捉えられたのは、8月6日朝のニュース番組「Breakfast」(BBC1チャンネル)で放送されたお天気カメラの映像。番組司会者の背後にある大型ビジョンにお天気カメラの映像が流れ、大きな川にかかる橋を中心に、街の様子が映し出されている。この場所は英北東部に位置するニューカッスル。市内を流れるタイン川に架かっている歩行者専用の橋「ミレニアム・ブリッジ」を映したものだ。

BBCが公開している25秒の動画「UFO on BBC Look North webcam」によれば、“謎の物体”が現れたのは午前9時5分頃。お天気カメラの画面左下から右上に向かって“謎の物体”が横切っているのをハッキリと確認することができる。横切る時間はわずか1秒足らず。川の流れに沿うような形で進んだ“謎の物体”は、橋のアーチ部分をすり抜けて、空へ向かっていくといった動きだ。

動画で確認できる限りでは、“謎の物体”の色は白く、形は細長い流線型のよう。鳥にしては羽ばたく動作も見られず、速度も速すぎる印象だ。その動きにブレもなく、一直線に「スッ」という表現が当てはまるような動き方に見える。

これを受けて、元国防省職員でUFO専門家のニック・ポープ氏は「初めは鳥かと思ったが、スローの映像を見ると違うようだ」「興味ある映像で本物のミステリーだ」(英紙デイリー・メールより)とコメント。また、YouTubeには、冗談めいた書き込みやネタとして扱っているものも含めて、公開から1日あまりで300件近いコメントが寄せられている。

この“謎の物体”、皆さんの目には何に見えるのか、一度ご覧になってみてはいかが?

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