山下智久主演の月9「ブザー・ビート」、初回視聴率は「婚カツ!」下回る。

2009/07/14 09:45 Written by Narinari.com編集部

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“月9史上最低”の視聴率8.8%(第10回)を叩き出し、全話の平均視聴率も10.5%と低迷した「婚カツ!」の後を受け、7月13日から放送が始まった山下智久主演の「ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜」。「婚カツ!」があまりに低い数字だっただけに、“本来の月9らしい”作品の「ブザー・ビート」がどこまで視聴率を回復させるのかに注目が集まっていたが、初回の視聴率は15.5%であることが明らかになった。この数字は「婚カツ!」の初回16.3%よりも低く、早くも先行きを危ぶむ声が広がっている。(※数字はいずれもビデオリサーチ調べ)

「ブザー・ビート」は、プロバスケットボールチーム「JCアークス」の面々を中心に、恋と友情を描く月9王道の青春ラブストーリー。主演の山下智久を筆頭に、相武紗季、北川景子、貫地谷しほり、溝端淳平、金子ノブアキ、青木崇高、はんにゃ(金田哲、川島章良)、大政絢、永井大、真矢みき、伊藤英明らが出演している。主題歌はB’zの「イチブトゼンブ」、脚本はかつて「ランチの女王」や「不機嫌なジーン」などを手がけた大森美香と、月9らしい陣容で臨んだ作品だ。

しかし、結果は15.5%。もともとほかのクールに比べて在宅率の低い時期に放送される「夏ドラマ」は視聴率が低めに出る傾向があるが、昨年の「夏ドラマ」として放送された織田裕二主演の「太陽と海の教室」は初回20.5%を獲っているだけに、「ブザー・ビート」の15.5%は月9としてはやはり物足りない数字と言わざるを得ない。

ただ、「『婚カツ!』の低迷で月9の視聴者が離れてしまった」「裏番組(TBS系)でK-1WORLD MAX2009が放送されていた(※視聴率は15.0%)」といった不運な要素もあるだけに、第2回以降に上積みすることができるかどうか、引き続き注目しておきたいところだ。

なお、現在までに放送が始まっている「夏ドラマ」で最も初回視聴率が高いのは、草なぎ剛主演の「任侠ヘルパー」の17.5%となっている。

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