2006年に放送されたエピソードに、新作エピソードを交えるという、ちょっと変わった構成で現在放送中のアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」。毎回の最後に次回予告がないこともあり、「次回は新作なのか、旧作なのか」をめぐってネットで活発な議論が交わされるなど、毎週異様な盛り上がりを見せている。そうした中、7月7日の七夕を迎え、公式サイトでは恒例の七夕イベントを開催中だ。

「涼宮ハルヒの憂鬱」において、七夕は重要な“意味”を持つ日。原作小説の第3巻「涼宮ハルヒの退屈」に収録され、今回のアニメ版の新作エピソード第8話として放送された「笹の葉ラプソディ」に、その“意味”が描かれている。

公式サイトの七夕イベントは特に事前告知されているものではないため、前日の6日夜からネットでは「今年はなんだろう」「本当にやるのかな」とざわついていた。しかし、ファンの期待を裏切ることなく、7日0時を迎えたタイミングでイベントが発動。公式サイトに笹の葉が現れ、短冊に「アルタイル宛の願いごと」と「ベガ宛の願いごと」を書き込むことができるようになっている。そしてお願いをすると……あとは実際に書き込んでみてのお楽しみだ。

ファンは「涼宮ハルヒの憂鬱」に関係のないことも含めて、思い思いの願いごとをしているが、目立っているのはすでに3週続けてほぼ同じ内容が放送され、4週目に突入することが決定しているエピソード「エンドレスエイト」について。「早く終わりますように」と、その逆の「いつまでも続きますように」との願いごとをしているファンが多いようだ。