田代まさしが出所からの1年間振り返る「楽しい事ばかりではなかった」。

2009/06/27 14:50 Written by Narinari.com編集部

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覚せい剤取締法違反などの罪で3年半の実刑判決を受け、昨年、刑期満了で刑務所を出所した田代まさし。あれから1年が経った6月26日、公式ブログで「出所して一年」とのエントリーを更新し、この1年間を振り返っている。

田代まさしは出所当時の心境を「一年前、何から初めていいか不安でいっぱいだった」と告白。「今日まで過ごしてきた日々は楽しい事ばかりではなかった。発言、行動、全てが注目され皆がもろ手を上げて応援してくれる訳じゃなかった。腹も立った事もあったし辛い事だって沢山あった」と、刑務所で刑期を全うし、罪を償ったとはいえ、出所後の1年間も平坦な道のりではなかったことを明かしている。

その上で、「人の気持ちを変える事は難しいけど、自分が変われば人の心を動かす事もそんなに難しい事ではない」との考えに基づきながら「止めてしまった時間を少しずつ動かしてきた」。そして、「自分自身が気持ちを切り替えて世間の目を受け入れようと努力して、そして支えてくれる人達がいたからこそ今の僕があると思う」と、周囲への感謝の気持ちをつづり、徐々に仕事が増えてきていることは「これって我ながら凄い事」だと感じているそうだ。

田代まさしは昨年7月に出所後初の記者会見を開いたあと、同10月に公式サイトと公式ブログを開設し、本格的に活動を再開。今年3月からは動画共有サイト「zoome」で配信される番組「田代まさしのお久しブリーフ」、7月2日からはCSのMONDO21でレギュラー番組「いらっしゃいマーシー」に起用されるなど、映像方面での活動の場もできてきた。また、ニワンゴの「新国際ニコニコ映画祭」ゲスト審査員や自叙伝「審判」(創出版)の出版、トークイベント、雑誌の連載など、徐々に活動の場を広げている。

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