月9最低視聴率ばく進中の「婚カツ!」、最新回8.9%でワースト更新。

2009/06/09 23:43 Written by Narinari.com編集部

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SMAPの中居正広が1998年の「ブラザーズ」以来、11年ぶりの主演作「婚カツ!」(フジテレビ系)が低空飛行を続けている。初回は視聴率16.3%と決して低い数字ではなかったものの、第2回では11.2%まで数字を下げ、さらに第3回では9.4%とひと桁に突入。以降、浮上する兆しを見せることなく、10%前後を行ったり来たりしている状態だ。そして迎えた6月8日放送の第8回は8.9%を記録。ついに9%のラインも割り込んでしまった(※視聴率はすべてビデオリサーチ調べ)。

ほかの枠に比べ、伝統的に高視聴率を獲りやすい月9枠でひと桁の視聴率を記録した例は過去にない。そのため、「婚カツ!」は第3回の放送時点で、1回あたりの“月9史上最低視聴率”を記録した作品となっていたが、その後も第4回で9.9%、第6回で9.3%とひと桁の視聴率を刻み、さらに第8回の8.9%でワースト記録を更新してしまった。

ちなみに、過去に放送された月9枠の低視聴率作品は「東京ラブシネマ」(平均13.1%)や「僕だけのマドンナ」(平均13.2%)、「東京湾景」(平均13.9%)などがあるが、いずれも13%台を死守。昨年の「秋ドラマ」として放送され、ネットから酷評を浴びていた「イノセント・ラブ」でさえ、平均13.6%でフィニッシュしている。

「婚カツ!」は第8回までの平均視聴率が11.0%と低く、13%台を目指すのも厳しい展開。最終回に向けてよほどの上積みがない限り、平均視聴率でもワースト記録を更新する可能性が高そうだ。

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