マンガ家のかわぐちかいじ氏が骨折、連載中の「ジパング」が休載へ。

2009/05/07 14:47 Written by Narinari.com編集部

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「週刊モーニング」(講談社)に「ジパング」を連載中のかわぐちかいじ氏が、“商売道具”である右腕を、4月14日に骨折していたことが明らかになった。現在発売中の「モーニング」誌上で告知が行われているとともに、同誌の公式サイトでも詳細な経緯が説明されている。

「モーニング」公式サイトに5月7日付けで掲載された「かわぐちかいじ右腕骨折につき、『ジパング』(しばらく)休載のお知らせです」によると、骨折の原因は自転車の転倒事故のため。かわぐち氏にとっても骨折による休載は不本意な事態であることから、一時は「左手でも描く」と主張。実際に左手で描いてみたキャラクターの絵もお知らせ内に掲載している。

その上でかわぐち氏は「左手で描いてみましたが……頑張ってこれくらいです」とコメント。やはり右手のクオリティには及ばないことから、「休載」という苦渋の決断をすることになった。医師の診断では2週間の絶対安静と10日間のリハビリが必要とのこと。それを踏まえ、連載再開は5月末を目指すとしている。

ちなみに、この絵について、編集部は「意外と上手に描けていますよね? これなら左手でも……とは申しませんが」と、その出来に驚いているようだ。

「休載のお知らせ」には、自転車転倒事故の現場である東京・調布市の野川遊歩道の写真や、整形外科医による診断書、そしてかわぐち氏の「おいたわしいお姿」(編集部コメントより)の写真も併せて掲載。マンガの休載報告としては異例とも言える、詳しい説明となっている。

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