右翼団体とのトラブルが報じられたデヴィ夫人、ブログで警察を猛批判。

2009/04/21 02:45 Written by Narinari.com編集部

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4月19日に右翼団体とトラブルを起こしたことが報じられたデヴィ夫人。報道によると、右翼団体はデヴィ夫人の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を巡る発言などに抗議するため、東京渋谷区の自宅前で街宣活動を行ったという。それに対してデヴィ夫人は、2階から植木鉢3個を投げつけて街宣車を破損、その後に路上で口論となった際に右翼団体の男性がデヴィ夫人のカメラを壊したとされていた。

このトラブルについて、デヴィ夫人が自身の公式ブログで顛末を詳細に説明したうえで、「警視庁は汚いやり方をしています」などと警察側の対応を猛烈に批判した。

トラブルの発端となった発言とは、デヴィ夫人が4月3日付で公式ブログにつづった内容とされている。デヴィ夫人はこの中で、北朝鮮のミサイル発射問題について「騒ぎすぎ」とマスコミや政府を批判。弾道ミサイル発射との見方には、「そんな無鉄砲なことをしたら北朝鮮に批難が集中し、世界中から攻撃されます。北朝鮮はそんな馬鹿ではないでしょう」と否定的な考えを示した。さらに、打ち上げられたものは「人工衛星」であるとし、北朝鮮にもテストをする権利があると主張している。

また、デヴィ夫人はこの直後の4月10〜14日に北朝鮮を訪問していたこともあり、この点に関しても右翼団体は抗議したようだ。

報道では男性と堂々と渡り合ったように描かれていたデヴィ夫人だが、4月20日付けのエントリーでは、大音響で街宣活動を始めた右翼団体の近くに警察官の姿を確認したものの、止める様子がなかったことから恐怖と怒りを感じたとしている。

そのため、自ら街宣活動をやめさせようと植木鉢を投げたが、玄関の垣根に命中したので相手には当たっていないとのこと。その後、家を出て右翼団体と話をしようとしたデヴィ夫人に対し、「警護の人達は、力ずくで私を押さえつけました」「『押えなければならないのはあの男でしょ! 私じゃないでしょ!』と叫んでいるにも関わらず、完全無視」だったそうで、警察の対応にショックを受けたという。

このトラブルの後、事情聴取のために渋谷署へ行ったというデヴィ夫人。ここで警察から植木鉢を投げたことで加害者扱いされたため、さらに怒りをあらわにしている。事情聴取は7時間にも及び、さらに警察から「弁護士に相談してからにしてはどうか」「一刻おいて考えてからではどうか?」「よく考えられてから出されたほうが良い」など、暗に被害届けを出さないよう説得を受けたのだそう。

このエントリーから10分後には新たな更新をしており、北朝鮮と関わりを持つようになったきっかけや、日朝間の問題を取り上げて説明。「私は日本の皇族を 心より大切に思い、誰よりも敬愛しております。そんな私は『左翼』か『右翼』かと聞かれれば、最右翼だと思っている程です」と自分の考えを披露。なぜ右翼に襲われなければならないのかと、今回のトラブルに疑問を示した。

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