女優・山本陽子が「悔しい」連呼、事実と異なる追突事故報道に。

2009/03/23 14:13 Written by Narinari.com編集部

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2月16日、乗用車を運転中に追突事故を起こされた女優の山本陽子が、3月23日放送の「ごきげんよう」(フジテレビ系)に出演した際、メディアの事故報道の在り方に疑問を投げかけた。「正確な報道をして」と不確かな内容のまま報道されたことに悔しさを滲ませている。

同番組に出演した山本陽子は、まず、追突事故の状況を説明。告別式に向かうために自らハンドルを握って乗用車を運転(同乗者はいなかった)し、信号待ちをしていたところ、後ろから軽自動車が追突してきたという。ただ、激しい衝突ではなく、山本陽子の車は「戦車のような車」(本人談)だったこともありほぼ無傷。軽自動車もナンバープレートが少々曲がった程度だったそうだ。

ところが、2月19日にメディアに報じられた追突事故の状況は、少し趣を異にする。例えば毎日新聞は「警視庁立川署への取材で分かった」こととして、「トラックに追突された」と報道。また、産経新聞は同じく立川署の話として「トラックに追突される事故に遭っていた」「同乗の男性マネジャーは無事だった」と報じていた。ほかのメディアの報じ方もほぼ同じ内容だ。

山本陽子は大した事故ではなかったにも関わらず、「トラックが追突」と、大きな事故であるかのように報じられたことが不本意だったようで、わざわざ追突した車の男性に電話を入れて「自分の意思でこういった報道が出ているわけではない」と直接釈明。さらに立川署に直接、メディアに対して事実と異なる説明をしたのかと問い詰めたそうだ。ただ、立川署からは「メディアから問い合わせはあったが、細かい状況については一切話していない」と言われたという。

事故の被害者である山本陽子の「悔しさ」の矛先が追突した男性ではなく、メディアに向けられているあたりからも、憤りの大きさがうかがえる。「ごきげんよう」では力強く「悔しい!」を連呼するなど、報道から1か月が経った今もなお、メディアへの不信感は晴れていないようだ。

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