元WWEのスーパースター“テスト”が33歳で死亡、フロリダの自宅で発見。

2009/03/14 21:50 Written by Narinari.com編集部

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1990年代後半からWWF(現在のWWE)に登場し、“テスト”のリングネームで活躍したアンドリュー・マーチンが、34回目の誕生日を4日後に控えた3月13日、米フロリダ州タンパの自宅で他界した。享年33。死因や亡くなっていたときの状況などはまだ明らかになっていないが、複数の米国のレスリング関連サイトが伝えている。

テストは1975年生まれのカナダ出身のレスラー。1997年にWWFでデビューを飾り、ストーリー(アングル)上ではビンス・マクマホン会長のボディガード役や、後にHHH(Hunter Hearst Helmsley/トリプルH)と結婚するステファニー・マクマホンの婚約者役など、重要なポジションを任されていた。その後、2004年までWWEのトップ選手として活躍したが、ケガの悪化もあり同年解雇。2006年にWWEへ復帰したものの、2007年に筋肉増強剤としてステロイドを使用していたことが判明し、再び解雇されている。

なお、WWE在籍中の2002年頃には、同団体の超人気ディーバだったステイシー・キーブラーとプライベートで交際。ストーリー上でもステイシーは恋人役とマネージャー役を兼務していた。

WWE退団後は、主に米国のプロレス団体TNAで活動。また、今年2月1日と3日に東京・新木場で行われたビッグバン・ベイダーのプロデュース興行「ベイダータイム〜皇帝降臨ビッグバン・ファイト〜」のために来日し、出場した2試合でともに勝利を収めている。つい1か月ほど前までは元気な姿を見せてくれていただけに、まさに突然の悲報。プロレスファンの間にも衝撃が走っている。

2005年11月にホテルの一室で死亡しているのが発見されたエディ・ゲレロ(享年38)、2007年1月に自宅で死亡したバンバン・ビガロ(享年45)、同年2月に首つり自殺をしたマイク・オーサム(享年42)、同年6月に妻と子を殺害した上で自殺したクリス・ベノワ(享年40)など、近年、1990年代から2000年代に活躍したWWEのスター選手が早逝するケースが多発。いずれもはっきりとした因果関係は示されていないものの、ステロイド摂取の副作用が影響しているのではないかとする専門家も多い。

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