「すみません、話しかけても良いですか…」GLAYのTERUがAKB48に緊張。

2009/03/08 17:09 Written by Narinari.com編集部

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1994年にメジャーデビューを飾ったGLAYは、今年でもう15年目。10年と待たずして解散するバンドも多い中で、すでにベテランの域とも言える活動年数だ。そんなGLAYが遂に、3月6日に放送された「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)で、ほかの出演者たちがすべて年下という、初の“年長”として出演する機会を迎えた。ヴォーカルのTERUは“年長”の現実に直面したことに、深く思うところがあったようだ。

公式ブログ「365の光り」の3月7日付けのエントリーにTERUは「今回のMステ、とうとうやっちゃいました…」とつづり、“年長”での出演は視聴者やファンが思う以上に考えさせられる出来事だった様子。この日のほかの出演者は、嵐、AKB48、柴咲コウ、東方神起、BoA、ROCK’A’TRENCHと確かに若い。そのため、「はぁ〜、遂に来てしまったか…この日が…」「いつもは、サザンのみなさんや、福山君のような兄さん達がいてくれてたから(笑)、年長さんは免れてたのに…」と、かなりショックを受けてしまったようだ。

そんな“年長”のTERUが、“年少”のAKB48に緊張する一幕があった。その理由が何ともかわいらしい。

TERUは「ミュージックステーション」に出演する前に、AKB48の高橋みなみが出演するテレビ番組を見ていた。その番組の内容は「高橋ちゃんがTVに出てて、中学生時代だったかな? 1番の親友だった子と喧嘩別れみたいになっちゃって、そのまま卒業。それ以来連絡取れなくて、その親友に会いに行く内容だった」。この番組を見て、「なんか、グッときちゃって…。頑張れ〜!なんて心で応援してた」そうだ。

この番組は3月5日深夜に日本テレビ系で放送された「AKBINGO!」。高橋みなみは中学時代の親友だった女の子と、高校進学後もしばらく連絡はとっていたものの、AKB48としての活動が多忙を極める中で、次第に連絡が来ても返さないようになり、親友のほうから「もう無理」と連絡を絶たれてしまった。電話番号もメールアドレスも変わってしまい、連絡を取りたくても取れない状態になってしまったそうだ。そこで番組が女の子の居場所を捜索。思い出の学校の校庭で感動の再会を果たす、という内容だった。

ところがTERUは、時間がなくて肝心の再会部分を見ることができず。高橋みなみが女の子と再会できたのかどうかの結末が気になっていたところ、ちょうど「ミュージックステーション」にAKB48が出演していた。そこで「凄く気になっちゃって、聞こうかな…でも…話しかけるのもなんだな…」と悩んだが、思い切って「あの〜すいません…話しかけて良いですか?」と声をかけることに。結局、本人の口から再会できたことを聞けたため、心の引っ掛かりが取れたという。

しかし、37歳のTERUが17歳の高橋みなみに声をかけるのは相当な勇気が必要だったようで、このときの心境を「『話しかけても良いですか…』って、アホや…」「白い目でみられたら、どうしよう…なんて本気で思ってたから、良かった…」と述懐している。小さな小さな裏話だが、TERUのマジメな人柄が伝わるエピソードと言えそうだ。

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