オアシスのリアム・ギャラガー、モウリーニョ監督を絶賛も「オレのほうが特別」。

2009/03/02 21:25 Written by コジマ

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デビューから14年目の春を迎えようとしている英ロックバンドのオアシス。昨年リリースした『ディグ・アウト・ユア・ソウル』も絶好調で、今年のブリット・アワードでは最優秀ブリティッシュバンド賞に輝いた。現在は世界ツアーを実施しており、3年半ぶりとなる来日ツアーも3月18日から4都市で行う予定だ。

そんなオアシスのフロントマンであるリアム・ギャラガーが、世界ツアーで訪れているポルトガルのラジオ番組に出演し、同国出身で現在はサッカー、イタリア1部インテルの指揮を執るジョゼ・モウリーニョ監督に言及。同監督を絶賛しつつも、「オレのほうが特別」と相変わらずのリアム節を炸裂させた。

リアムと兄でギタリストのノエルは地元サッカークラブであるマンチェスター・シティの熱狂的ファンで、サッカーについては他のイングランド人同様、並々ならぬ情熱を持っている。一方、モウリーニョ監督は地元ポルトガルで指導者としての名声を得て、2004〜07年にはマンCのライバル、チェルシーを指揮。強豪へと成長させたサッカー界きっての名将だ。

そのモウリーニョ監督に対し、リアムは「アイツは気取り屋だけど、オレは好きだね。クールだし、情熱も持っている」と称賛。リアムが人をほめるのは珍しいことではないだろうか。とはいえ、そこは毒舌で知られるギャラガー兄弟の1人、最後は「まあ、オレほどスペシャルな存在じゃねえけどな」とのコメントで締めた。

ちなみに、兄のノエルも2月15日にポルトガルのラジオ番組に出演し、モウリーニョ監督について語っている。ノエルは「彼は最高の監督だし、人物としても最高だね。オレは彼を愛している。彼がイングランドを去って本当にさみしいよ。彼に会いたい」との絶賛を寄せ、最後は「モウリーニョさん、聴いてるかな? オアシスのノエル・ギャラガーだ。オレは生涯マンCのサポーターで、あんたに今後5年間マンCの指揮を執ってもらいたい。もしそれが可能なら最高に光栄だ。愛しているぜ」と直接呼びかけた。

このほか、リアムはオアシスの次作について「いまスタジオに入れば、アルバムの半分は完成できる」と豪語したが、「世界ツアーの後、数カ月は休みてえな。6カ月とかさ。その後にスタジオに戻って制作に入りたいと思う。でも、オレの一存じゃ決められねえ。分かるだろ? オレはソロアーティストじゃねえんだから」としている。

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