小学校教師が生徒と1週間の「愛の逃避行」も、保護後に待ち受ける代償。

2009/02/25 18:28 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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周囲の許してくれない恋愛というのは切ないもの。愛し合うのは基本的に自由ですが、中にはその2人の関係が許されない“倫理的な理由”が存在する場合もあります。今回ご紹介する話題は、そんな“倫理的な理由”で許されない恋の話。マサチューセッツの小学校で教壇に立っていた24歳の教師が、男子生徒と恋仲になってしまったのです。

2月13日、同校に通う8年生(※米国の小学校は学年が1〜6年生と決まっておらず、学区や州によって異なります)の少年の親が、学校側に「教師が自分の息子と関係を持っている」と連絡を入れました。ところが、2人は問題が表面化した直後から姿を消してしまいます。

タイミングの悪いことに、同校は翌週から1週間の休暇入り。2人がいなくなってしまっているものの、成人の教師が休暇中に姿が見えないからといって、行方不明者として通報をすることは出来ませんでした。休暇が明けて学校が始まり、教師が姿を現さなくなった時点で、初めて警察も捜索活動が出来るようになったのです。

そして関係発覚から10日ほどたった2月24日、彼らがウエスト・バージニア北部の大学都市、モーガン・タウンで一緒にいるところを発見され、保護されました。教師と小学生による「駆け落ち」は、1週間でピリオドを打つことに。

普通の「駆け落ち」ならば、基本的には何のお咎めもありませんが、今回のケースでは、未成年者と淫行を働いたとして、教師は法律に則って罰せられます。さらに少年を連れて逃げたことも、誘拐として扱われる可能性が高そうです。教員免許もはく奪される見込みで、「駆け落ち」の代償はかなり大きなものとなりました。

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