ハリウッドの「コミック原作の映画ワースト10」、1位の作品は?

2009/02/24 20:03 Written by Narinari.com編集部

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マンガを原作とした実写映画は、常にファンの賛否を呼び起こすもの。誰もが納得できるような、ファンの賞賛を集めるケースは稀で、批判の的となることのほうが多いのが実情だ。そのため、近年オリジナル脚本が枯渇気味の映画界で増え続けるマンガ原作の映画に、強く反発するファンも少なくない。

そうした状況は日本だけの話ではなく、米国でも同じこと。米男性誌「KING Magazine」は、ハリウッドで実写映画化された作品の中から「コミック原作の映画ワースト10(The 10 Worst Comic Book Movies)」をまとめ、納得できない作品10本をランキング形式で発表している。

◎The 10 Worst Comic Book Movies
1位「キャットウーマン」(ハル・ベリー)
2位「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」(ジョージ・クルーニー)
3位「スティール」(シャキール・オニール)
4位「ファンタスティック・フォー 超能力ユニット」(ヨアン・グリフィズ)
5位「スーパーマンIV 最強の敵」(クリストファー・リーヴ)
6位「ハルク」(エリック・バナ)
7位「バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記」(パメラ・アンダーソン・リー)
8位「エレクトラ」(ジェニファー・ガーナー)
9位「デアデビル」(ベン・アフレック)
10位「リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い」(ショーン・コネリー)

1位に選ばれてしまったのは、“最低映画”を決めるゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)で「最低作品賞」「最低監督賞」「最低主演女優賞」「最低脚本賞」を獲得している「キャットウーマン」だった。1位選出の理由は「悪い特殊効果と悪い演技、悪い監督が組み合わさった」ためで、「ラジー賞を獲ったのも不思議ではない」としている。ちなみに、この作品に主演したハル・ベリーは2001年に「チョコレート」でアカデミー主演女優賞を受賞しているが、「キャットウーマン」以降は代表作に恵まれていない。

2位は「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」。公開当時、バットマンを演じたジョージ・クルーニーと、悪役を演じたアーノルド・シュワルツェネッガーの共演が話題を呼んだ作品だが、同誌は「もう少しでジョージ・クルーニーのキャリアを殺すところだった」と、かなり辛口だ。

皆さんはマンガ(コミック)原作の実写映画、“ワースト”だと思うのはどんな作品?

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