アニメ「爆丸」が全米で大ブレイク、トイ・オブ・ザ・イヤー大賞も受賞。

2009/02/21 09:49 Written by Narinari.com編集部

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「ドラゴンボール」「ドラえもん」「NARUTO」「ポケモン」など、日本のアニメは海外でも大人気だが、いま、全米の子どもたちを熱狂させているのは「Bakugan」だ。「Bakugan」は「爆丸バトルブローラーズ」として、2007年4月〜2008年3月までテレビ東京系で放送されていたアニメ。モンスターに変形する「爆丸」によって繰り広げられるバトルを描いた作品だが、この「Bakugan」の玩具が、米国の2009年「トイ・オブ・ザ・イヤー(Toy of the Year)」で大賞を受賞するという快挙を達成した。

「トイ・オブ・ザ・イヤー」は米国玩具工業組合(The Toy Industry Association, Inc.。略称TIA)が毎年選出する、米玩具業界において最も栄誉ある賞。今回大賞を受賞した「Bakugan」は、ほかに「男児玩具部門(Boy Toy of the Year)」「最も成功したプロパティまたはブランド部門(Property of the Year)」のカテゴリーでも受賞している。

今回受賞した玩具は、さまざまなキャラクターに“瞬間変形”する球状のアクションフィギュアを、カードと組み合わせて遊ぶ男児向けの新感覚アクション・カードゲーム。米国では昨年2月からアニメがカートゥーン・ネットワークで放映開始となったのをきっかけに、玩具や関連商品の品切れが続出するなど、一大旋風を巻き起こしている。

こうしたブームに後押しされる形で、日本よりも早く、米国ではアニメ第2弾「Bakugan: New Vestroia」の放映が今春からスタート。同時に、新たな玩具の発売も予定されており、米国でのブームはしばらく拡大していきそうな気配だ。日本でのアニメ第2弾の展開はまだ未定だが、検討は進められているという。

アニメは米国以外にカナダ、韓国、台湾、インドネシア、タイ、香港、シンガポール、フィリピン、中東地域、オーストラリア、インド、イギリスなどで放映され、今年はマレーシアやその他のヨーロッパ諸国、南米などでの放映も予定。米国でのアニメ人気や玩具の大ヒットが波及する形で、世界的な人気を獲得するのも時間の問題かもしれない。

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