「13才の父」が話題の英国で15歳少女が双子を出産、父親は同級生。

2009/02/21 00:06 Written by コジマ

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世界に衝撃を走らせた英国の13歳少年と15歳少女による妊娠・出産。英国内ではあまりに幼い両親の誕生に批判が殺到し、ゴードン・ブラウン首相が言及するほど話題となった。しかし、母親となったシャンテル・ステッドマンさんの男性関係を周囲の人々が暴露し、2人の少年が父親だと名乗り出るなど、現在は混迷を極めている状態だ。

父親とされるアルフィー・パッテンくんは生まれた子供のDNA鑑定を受ける意向だが、ステッドマン家と親交の深い人物が今回の顛末はシャンテルさんの母親が大金を当て込んで仕組んだものと証言している。実際、ステッドマン家ではメディアに大々的に取り上げられたことで、すでに数千ポンドの収入を得たのだとか。

こうした中で、またもや十代同士のカップルによる妊娠・出産が報じられた。英紙デイリー・メールによると、今度は英リバプールに住む15歳の少女サマンサ・ハンフリーズさんと16歳の少年ダニエル・サージェントくんの同級生カップル。さらに、出産したのは双子だったという。


サマンサさんは14歳だった当時、お腹の中で何かが動くのを感じて産婦人科を受診し、妊娠22週目であることが発覚した。母親に何と言うべきか狼狽したようだが、シャンテルさんのケースとは違い、医師はサマンサさんの母ジャネットさんにすぐさま連絡。ジャネットさんもかなりうろたえたそうだ。

しかし、ジャネットさんはすぐさまサマンサさんを入院させ、昨年10月22日に出産した。リアムちゃん、ライアンちゃんと名付けられたこの双子は妊娠28週目での早産だったため、現在も新生児集中治療室(NICU)で治療を受けているという。

15歳で父親となったダニエルくんは、2月20日に16歳の誕生日を迎えた現在、「ぼくは最高の父親になるつもり」と話しているが、大学へ進学して警察官になることを表明。サマンサさんも大学への進学を希望している。学校側は2人のサポートを約束しており、アルフィーくんとシャンテルさんのケース(年2万9,575ポンド=約390万円)と同様、国からも厚い手当てや控除が受けられるのだろう。

こうしたことから、同紙電子版のコメント欄には若いカップルの妊娠・出産を嘆く声のほか、「間違いなくわれわれが彼らを養うことになる」「こうした給付金を当てにした若いヤツらの出産が増えそうだ」「出産4カ月後にマスコミに公表するなんて、金が欲しいだけだろ」といった批判も寄せられている。

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