俳優クリスチャン・ベールが撮影現場でキレた? 録音テープ暴露で謝罪。

2009/02/09 17:17 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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13歳の時にスティーヴン・スピルバーグ監督の映画「太陽の帝国」で主役に抜擢され、その後「アメリカン・サイコ」(2000年)、「マシニスト」(2004年)といったサイコ・ホラーで演技力を認められたクリスチャン・ベール。近年は「バッドマン」シリーズで、スーパー・スターの仲間入りを果たしました。

そんな俳優としての成功を掴んでいるクリスチャン・ベールですが、私生活ではトラブルも。昨年7月には、英ロンドン滞在中に実の母親と姉から「暴力行為を受けた」として警察に通報され、世間を驚かせたのは記憶い新しいところです(この件は不起訴処分に)。この頃から、実はベールには「アンガー・プロブレム」(キレやすい性格で社会的生活面にも問題があること)があるのでは? との疑惑の声が聞こえてきました。そして今回、その疑惑が再浮上するハメに。

ベールは今年公開される大作「ターミネーター4」でジョン・コナー役を演じていますが、同作品のロケ時に、撮影監督であるスティーブン・コルバート氏が照明をチェックしていたことに腹をたて、

「気が散るんだよ!」

と怒鳴りだし、数分間に渡って放送禁止用語を連発しながら彼を攻撃したのです。その様子がテープ録音されてしまい、このたび米国のラジオ番組が暴露されてしまったため、ベールにとってはまずいことに。なにしろ、それまで憶測として流れていたベールの気の強さとエゴの高さが、実証されてしまったわけですから……。

本人はその後、ほかのラジオ番組に出演して、

「自分でも信じられないほど感情のコントロールを失ってしまい、未熟な行動をした」

と謝罪。コルバート氏ともすぐに関係を修復し、その後の撮影には支障はなかったと強調しましたが、今回の報道のダメージは深く残るかもしれません。

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