ジェル状クリーナーでゴミや細菌を除去する「サイバークリーン」が話題に。

2009/02/06 15:28 Written by Narinari.com編集部

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昨年5月に英誌「Which? Computing」がロンドンの一般的なオフィスで行った調査では、「拭き掃除をしたトイレの便座」の5倍も不潔なバクテリアが繁殖しているとされたパソコンのキーボード。この話題は日本でも多くのメディアによって取り上げられ、「まさか」「ホントに?」と素直な驚きの声が上がったのは記憶に新しいところだ。同様にケータイも「細菌だらけ」「靴底や便座よりも汚い」と言われており、どうやら手(指)が触れる頻度が高く、日常的にお手入れをする意識が低いものほど“汚い”らしい(考えてみれば当たり前だが)。

“汚い”とされるのは、目に見える汚れではなく、あくまでも細菌の繁殖が尋常ではないから。対策としては「頻繁に拭き掃除をする」のが最も効果的かつ簡単な方法だが、そんなパソコンのキーボードやケータイの拭き掃除をするためのグッズとして、アイリスオーヤマが販売している「サイバークリーン」が注目を浴びている。

「サイバークリーン」はスライムのようなジェル状の形状のクリーナー。スイス生まれの輸入商品で、日本ではアイリスオーヤマが販売している。日経トレンディネットによると、昨年12月の発売以来売れ行きは好調で、すでに販売計画の約2倍の売り上げをを計上しているそうだ。

使い方はクリーナーとしては独特。ジェル状のクリーナーをキーボードに押しつけるように貼り付け、はがすだけ。はがしたときに、クリーナーに細かいゴミやホコリ、キーボード表面の細菌が吸着するという仕組みだ。薬剤を使用していないため、安心して利用できるのも嬉しい。ちなみに、「サイバークリーン」の紹介ムービーでは、キーボードのほかにケータイやリモコン、ゲームのコントローラー、マイク、電話機などへの使用も薦めている。

ネットでは、その掃除方法に興味を惹かれたユーザーが多く、「欲しい」「試してみたい」「そこまでゴミが取れるとは期待してないけど、やってみたい」と評判は上々。Amazon.co.jpでも「ステーショナリー雑貨」ランキングと「クリーナー・掃除機」で1位を獲得するなど、やはり売れているようだ。キーボードやケータイなど、「トイレの便座よりも汚い」状態が気になる人は、一度試してみてはいかが?

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