「野人」岡野選手の香港移籍決定、同リーグには日本人選手も在籍。

2009/02/04 13:58 Written by Narinari.com編集部

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昨年11月、長年所属した浦和レッズから戦力外を通告されたものの、現役続行を希望して新天地を求めていた「野人」岡野雅行選手の移籍先が決まった。かつて日本代表の一員としてピッチを駆け回り、日本初のW杯出場にも大きく貢献した岡野選手も現在36歳。その年齢から国内のJリーグクラブからオファーはなく、移籍先選びは難航を極めていたが、1月20日に香港で行われた国際親善試合に参加したのをきっかけに、香港リーグのTSWペガサスとの契約をつかみ取った。

まだ移籍決定後に更新はされていないが、国際親善試合から帰国後の1月30日付けで、岡野選手は公式ブログに次のようにつづっている。

「久々に激しい試合だったから面白かったし、36歳にして新人の頃のような気持ちで頑張れたんだよね!!」
「香港はメシも美味しいし、住みやすそうだったね!!」
「交渉が上手くまとまれば、香港リーグでプレーする確率はかなりあるね!!」

香港リーグ(正式には香港ファーストディビジョンリーグ)は、1908年にスタートしたアジア最古のプロリーグ。そのレベルはJリーグや韓国のKリーグには劣るものの、外国人枠が8人もあるため、国際色豊かな選手が集うリーグとしても知られている。過去には歌手のさだまさしの弟・佐田繁理選手が1970年代にプレーしたことがあるほか、元ブランメル仙台(現在のベガルタ仙台)で、オーストラリアやマレーシアなど10か国でプレーした経験を持つ伊藤壇選手が昨年までプレーしていた。また、今年1月11日には、浦和レッズの中村修三強化本部長の長男・中村祐人選手が、岡野選手と同じTSWペガサスでデビューしている。

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