オードリーの春日俊彰に「K-1挑戦」の過去、鼓膜を破られたことも。

2009/01/28 21:17 Written by Narinari.com編集部

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昨年の「M-1グランプリ」で準優勝に輝き、年が明けてからはテレビで見ない日はないほど、いま大ブレイク中のオードリー。トーク系のバラエティ番組では、ツッコミの若林正恭とボケの春日俊彰がこれまで歩んできた道が赤裸々に語られているが、過去のエピソードのひとつに、春日俊彰の「K-1挑戦」があるのをご存知だろうか。

春日俊彰は日本大学第二高校在学時代にアメリカンフットボールに打ち込み、オール関東代表にも選ばれたほどの体育会系。身長は175センチとそれほど大きくはないが、全身筋肉質で、厚い胸板は101センチ(公式プロフィールより)ある。その体格を活かし、「K-1」が日本人選手の発掘を目的に開催した「K-1ジャパントライアウト 日本人戦士育成プロジェクト」に参加したのは、2007年2月のことだった。

この「K-1ジャパントライアウト 日本人戦士育成プロジェクト」は、ロッテで4番を務めたこともある元プロ野球の立川隆史選手が参加したことでも話題を呼んだが、春日俊彰は格闘技経験ゼロでの挑戦。合格には至らなかったものの、潜在能力を評価され、準合格を掴んでいる。

その後、アーネスト・ホースト選手の指導を受けるべく、「チームホースト」の一員として合宿に参加。その時の様子は当時更新されていたブログ「ルーキーズ大部屋ブログ」につづられており、「技術はないから気持ちだけ。でも前へと思っていても体がついていかない」「丸一日、練習で心身ともに疲れ果てたが、やっぱり食事のときはたくさんの量を食べることが出来た。トゥース!!」「対戦相手は元プロ野球選手の立川選手。大きい相手だったので圧力がすごかった」と、大変な思いをしていたようだ。

この合宿のあと、ノブ・ハヤシ選手が在籍する「チャクリキ・ジャパン」で週3〜4回のトレーニングを積み、2007年8月16日には「K-1 TRYOUT 2007」で中国の王洪祥選手と対戦。試合前にFEG公式サイトで公開されたインタビューでは「ブログにお笑いがウケたことがないのに売名行為だ、という書き込みがきたんです。リングが一番、説得力があるから見てもらいたいですね」と語るなど、“本気モード”で臨んだ一戦だった。

王選手との試合はもつれ、結局判定で負けてしまったが、このときの心境は写真週刊誌「フラッシュ」で語られている。「あまりの実力差に1秒でもリングを降りたかったです。鬼のような形相で向かってくる王選手に『うわ!』とか『キャー』とか声を出さないようにするのに必死でした」「(K-1は)もう出たくないです!」。なお、この試合では右の鼓膜が破れるけがを負ってしまったそうだ。

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