「土俵に土足」デーモン小暮が首相に激怒、ただし「スリッパ」との指摘も。

2009/01/26 13:58 Written by Narinari.com編集部

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度重なるマスコミのバッシングや“引退報道”に耐えた朝青龍が、5場所ぶり23度目の復活優勝を遂げて幕を閉じた大相撲初場所。千秋楽の視聴率は27.1%、朝青龍が優勝決定戦で白鵬を下した瞬間の視聴率は36.7%と、視聴者の関心は高く、良くも悪くも朝青龍の存在感が際だつ場所となった。そして表彰式には麻生首相が出席。「やっぱり横綱は強くなくっちゃ」と朝青龍の優勝を称え、大きな内閣総理大臣杯をにこやかに手渡しするシーンも大きく報道されている。

ところが、このシーンにデーモン小暮が噛みついた。公式ブログ「デーモン小暮閣下の地獄のWEB ROCK」で、1月26日に「ゆゆしき問題である!」とのエントリーを更新。「日本の文化や伝統の継承が各所で問われている昨今、吾輩がかつて目にしたことのないことが起こった。大相撲の表彰式にて、内閣総理大臣が『土足で』土俵に上がった」と激怒している。

そして「首相本人に悪気はなかったかもしれない。周りの者も注意すべきであった」とした上で、「(首相は)作法を知らないなら知らないなりに、『ここはこのまま靴で上がってよいのか?』という躊躇や疑問をもってあたりまえであろう」と苦言を呈し、「そういうところに気がまわらないのも、今の支持率につながっているのではないか?」と断じている。さらには「『土俵に土足で上る』問題は、ぜひ関係各所にてきっちり話題にしてもらいたい」とするほど、かなりご立腹のようだ。

ところが、実際にNHKの中継映像では、麻生首相はきっちりスリッパを履いているように見えていた。足もとを注意深く見ると、かかとと靴底がパカパカと離れていることが分かるのだ。そのため、「麻生首相が靴のかかと部分を踏んでいない限り、スリッパを履いていると考えるのが妥当なのでは?」「デーモン小暮は言いがかり」との声が続出している。

なお、こうした指摘に対し、デーモン小暮はまだ見解を示していない。(26日14時現在)

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