ブラウザで遊べる「スーパーマリオ」、JavaScriptでステージ再現。

2009/01/15 19:05 Written by Narinari.com編集部

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世界累計販売本数は4,000万本超、「世界一売れたゲーム」としてギネスブックにも登録されている「スーパーマリオブラザーズ」。1985年の発売から23年以上が経過しているにも関わらず、ゲームボーイアドバンス版(「ファミコンミニ」シリーズ。2004年)やバーチャルコンソール版(Wii向け配信ソフト。2006年〜)としても発売されたため、いまだに“現役”で楽しんでいるファンも多い。そんな「スーパーマリオブラザーズ」をパソコンのブラウザで遊べる海外のサイト(//jsmario.com.ar/)が話題を呼んでいる。

このサイトにアクセスすると、トップページには「スーパーマリオブラザーズ」風のタイトル画面が登場。ただし、ロゴは表示されておらず、また、メニュー項目も「1 PLAYER GAME」「LOAD MAP」「MAP EDITOR」の3つとなっているなど、あくまでも“風”のデザインとなっている。メニューにある通り、マップの編集機能を有しているのも特徴だ。

操作はキーボードで行うが、メニュー選択時に「↑」「↓」「Enter」を使用する以外、ゲーム中は「A」(オリジナルの「B」ボタンに相当)と「S」(オリジナルの「A」ボタンに相当)、そして左右に動くための「←」「→」のみとシンプルな操作で楽しめる。

ゲームをスタートさせると、驚くのはその再現度。多少当たり判定やジャンプ力などにオリジナル版との違いはあるが、マップやアイテムの場所、敵キャラクター、マリオの動きまで、まさに「スーパーマリオブラザーズ」そのものだ。

ネットの反応はすこぶる良く、例えばはてなブックマークでは「エミュレータと見間違うぐらいの再現性」「恐ろしい程の完成度」などの感想が並んでいる。JavaScriptでここまでオリジナル版に近づけていることに驚いている人が多いようだ。

なお、「スーパーマリオブラザーズ」関連の自主製作作品としては、昨年12月にニコニコ動画で公開された「Excelでスーパーマリオ WORLD 1-2を再現したみた。」(※プレイは不可)や、オバマ氏が主人公のスーパーマリオ風ゲーム「SUPER OBAMA WORLD」などがある。いずれも著作権的に問題があるのは事実だが、ファミコンとは違うモノで往年の名作を再現しようという開発者の情熱を感じるものばかりだ。

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