amazonでは50万円、「スーパーファミコン」の超高額化が話題に。

2009/01/09 21:40 Written by コジマ

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日本の少年少女にゲーム文化をもたらした「ファミリーコンピュータ」に続き、任天堂が1990年に発売した後継機種「スーパーファミコン」。「スーパーマリオカート」や「ファイナルファンタジーIV」、「ストリートファイターII」などの人気ソフトが多数発売され、発売から18年以上を経た現在もゲームユーザーから高い評価を得ている。昨年2月にオリコンが発表した「保有しているゲーム機ランキング」では、「プレイステーション2」や「ニンテンドーDS」に次いで3位にランクインした。

そんなスーパーファミコンが、50万円で販売されていることがネットで話題になっている。03年に生産を終了したため現在は新品の入手が難しい状態だが、メーカー希望小売価格の20倍は驚愕の値段だ。

スーパーファミコンに50万円の値をつけているのは、amazon.co.jp(※外部業者)。同サイトによると、この商品ページを見て購入した人の割合は41%とのこと。1月9日現在で在庫は1点のみとなっている。ただし、この価格設定がいつからなのかは定かではなく、以前はもっと安かった可能性もある。

発売当時から評判の良かった機種だけに、同サイトのレビューには絶賛のコメントが多数寄せられている。また、現在販売されているスーパーファミコンとファミリーコンピュータの互換機がカセットを手で抜き差しする仕様のため、イジェクトボタンが付いているオリジナル機を勧める声も。その一方で、「いままで手軽に入手できるものだと思ってましたが。50万もするんですね。貧乏な自分には手を出せません、あきらめます、さようなら」との意見もあるようだ。

中古品は3300円から、ファミリーコンピュータとの互換機「FC X2」は新品でも5960円で販売されているが、ディープなファンはたとえ高価でも純正の新品にこだわりたいのかもしれない。とはいえ、「Yahoo!オークション」では4万円ほどで取引されているため、ネットでは50万円の値段に疑問符もつけられている。

いずれにせよ、スーパーファミコンの公式修理サポートは07年10月末をもって終了しているので、購入後の取り扱いには注意が必要だ。ちなみに、「FC X2」はイジェクトボタンが付いていないだけでなく、動作しないソフトもあるという。

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