「初音ミク」のVOCALOID第3弾は大人の女性、「巡音ルカ」1月30日発売。

2009/01/08 11:19 Written by モノメトロ編集部

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ヤマハの音声合成技術「VOCALOID 2」を応用し、メロディーと歌詞を入力するとアイドルのような声で歌ってくれる楽曲製作ソフト「初音ミク」。クリプトン・フューチャー・メディアの「キャラクター・ボーカル・シリーズ」第1弾ソフトで、2007年8月末に発売されるや否や、1カ月弱で1万本を売り上げるという、DTMソフトとしては異例のヒットを記録した。その第3弾ソフト「巡音(めぐりね)ルカ」が1月30日に発売される。声は声優の浅川悠が担当しており、コンセプトは「ムーディーかつハスキーな女声」。日本語だけでなく英語の音声データベースも搭載し、ワールドワイドな音楽に対応しているという。

同シリーズのキャラクター設定は、第1弾「初音ミク」が16歳、07年12月発売の第2弾「鏡音リン・レン」は14歳の男女双子となっていたが、今回の「巡音ルカ」は20歳。クールな声質が特徴で、ハウスなどの定番ダンス系やディープな電子音楽はもちろん、ジャズやブルースといった大人びたサウンドにもぴったりだ。

サンプリング音源を担当した浅川悠は、劇場版「機動戦士Zガンダム」シリーズでロザミア・バタム役を演じた人気声優。本人名義でアルバムをリリースするなど、歌手としても活動している。

「巡音ルカ」最大の特徴は、日本語と英語の2つの音声データベースを搭載していること。総容量は3GB以上にのぼり、これまでのソフトでは再現が難しかった日本語に英語が交じる現代的なポップスも流暢にこなすという。得意な音域はD3〜D5、得意なテンポは65〜145BPMとなっている。

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