アップルのスティーブ・ジョブズCEOが自ら「激やせ」理由を説明。

2009/01/06 05:53 Written by Narinari.com編集部

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昨年6月に開催されたApple WWDCの基調講演に、衝撃的とも言えるほど痩せた姿で現れたアップルのスティーブ・ジョブズCEO。そのあまりの激やせぶりは、基調講演で発表された新しい「iPhone」以上のインパクトを与え、2004年に摘出手術を受けた膵臓がんが再発したのではないかとの憶測が飛び交うほどだった。アップルの広報およびジョブズCEOは「健康不安はない」とのコメントを発表しているものの、その後も「重病説」がまことしやかに流れるなど、特にアップルコミュニティ界隈ではジョブズCEOの体調を心配する声が多い。

そうした憶測を一蹴するべく、1月5日、ジョブズCEOが自らの健康状態について説明する文書をアップル公式サイトで発表した。

この文書によると、2008年の1年間で激しく減量してしまったことについて、当初は医師も原因がよく分からなかったものの、数週間前に受けた検査の結果、ホルモンバランスの異常が原因であることが判明したという。そのため、身体を維持するために必要なプロテインの摂取が困難となり、体重が減り続けていたそうだ。

現在は回復に向けて治療を受けており、すでに体重の減少には歯止めがかかっている。体調が戻るには少なくとも2009年春頃まではかかると見ているようだが、決して生死に関わるような重病ではないという。

ジョブズCEOの健康問題については、昨年8月27日にブルームバーグがジョブズCEOの死亡を伝える“予定稿”を誤配信して騒動になったほか、毎年ジョブズCEOが登壇していた1月恒例の「Macworld Conference&Expo」の基調講演を、今年は欠席することが発表されたため、再び「重病説」を唱える声が大きくなっていた。

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