ロックバンド「ユニコーン」に再結成報道、年明けに正式発表か。

2008/12/28 23:42 Written by コジマ

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1980年代後半から90年代前半にかけて、THE BLUE HEARTSらとともに当時のバンドブームを牽引したロックバンド、ユニコーン。93年の解散後、ソロ活動やプロデューサーとしてPUFFYを生み出した奥田民生をはじめ、当時のメンバーは現在も音楽界で活躍している。BEAT CRUSADERSやPOLYSICS、髭(HiGE)など、ユニコーンの影響を公言するバンドは数知れない。

そのユニコーンが16年ぶりに再結成すると、東京スポーツが12月28日付で報じている。同紙によると、年明けにも正式発表されるという。

80年代後半〜90年代前半のブームで多数のバンドが台頭したが、その中でもユニコーンは、青年の日常を描いた歌詞や、脱力感あふれるメロディーなど独特の魅力で若者から絶大な支持を獲得。「大迷惑」「働く男」「ヒゲとボイン」「雪が降る町」「すばらしい日々」などのヒット曲を生み出した。

解散から15年を経た現在も人気は高く、06年にテレビCMで使用された「すばらしい日々」がマキシシングルとして再発売されたほか、PUFFYが「働く男」をカバー。07年には東京スカパラダイスオーケストラ、MONGOL800、真心ブラザーズ、CHEMISTRY、吉井和哉ら豪華アーティストが参加したトリビュートアルバムが発売された。また、氣志團のプロデューサーで知られる阿部義晴が06年に行った40歳記念ツアーには、奥田民生やドラムを担当していた川西幸一(西川幸一)が所属するジェット機らが参加している。

東京スポーツは、再結成メンバーについては不明なものの「奥田を中心に動いていくことは間違いないようだ」としており、音楽関係者による「再結成と同時に、15年ぶりに書き下ろした新曲も発表される見込みです。すでに録音は終わっているとか。コンサートツアーの計画もあるようですよ」(同紙より)とのコメントも紹介した。

「飛ばし記事」の多いことで知られる同紙だが、今年はサザンオールスターズや羞恥心の活動休止などをスクープしていることから、ネットなどではユニコーン再結成も現実となるのではないかと期待が高まっているようだ。ちなみに、川西幸一が所属するジェット機は、今年10月に解散を発表している。

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